沼津市議会の一般質問・議案/市の計画 沼津市政アーカイブ

沼津市議会の議事録を市民向けに構造化。
一般質問=議員が問うたこと/議案・議決=議会が決めたこと/市の計画=市が目指していることを、横断して見られます(第1回〜第12回定例会・2023.6–2026.2)。

佐野博一 議員

議員佐野博一

志政会・1期・今沢地区

所属委員会: 建設水道危機管理委員会・特別会計企業会計予算決算委員会

登壇 6回 ・ 論点 12件 ・ 質問細目 43件

選挙公報の公約を見る人が集まる沼津を夢見て

掲載名: 佐野博一

安心安全なまちづくり

  • 通勤、通学、散歩等安心して歩ける道路整備
  • 防犯カメラの設置
  • 水害対策

高齢者の居場所づくり

  • 高齢者の集いの開催を推進します
  • 遠方からも参加しやすい様にシャトルバスの運用

福祉と子育て

  • 買い物バスの導入による高齢者の移動支援
  • 高齢者、子育て支援サービスの拡大

文化財の活用

  • 史跡整備の推進及び観光への活用

昭和34年生まれ。愛鷹山の史跡を活かした公園・ハイキングコース整備による地域活性化を提唱。

※ この内容は2023年4月23日執行 沼津市議会議員選挙の選挙公報(沼津市選挙管理委員会発行・画像PDF)をAIが文字起こししたものです。情報提供を目的とした掲載で、候補者間の比較・評価のためではありません。誤読や省略の可能性があるため、正確な内容は沼津市選挙管理委員会の選挙公報(2ページ目・公式サイトのPDF。新しいタブで開きます)↗でご確認ください。

質問一覧(12件)

第2回2023-09-25

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき質問させていただきます。

私は、これまでに自治会長を6年間務めてまいりましたが、その中で、防災、高齢者や子供の見守りなど、地域の様々な課題が見えてきました。そして、そうした課題を解決するために、自治会、そして地域コミュニティ活動の果たす役割は重要であると考えております。

そこで、質問の大項目の1番目として、自治会、地域コミュニティ活動の在り方について質問します。このことは、過去の定例会で先輩議員が質問しておりますが、私の自治会長としての経験を踏まえて、改めて質問させていただきます。

人口減少や少子高齢化という社会状況の中、自治会加入率の低下や役員の成り手不足など、自治会、地域コミュニティ活動を取り巻く課題は深刻であり、従来実施していた地区の祭りや校区祭などの行事の実施も難しくなっております。今後も進む見通しの人口減少を踏まえると、自治会、地域コミュニティ活動の在り方について根本的に見直す時期が来ていると考えております。自治会、地域コミュニティ活動は、地域の輪を保つためにも、防犯、防災の観点からも必要だと思いますが、今後の自治会、地域コミュニティ活動の在り方について、市長のお考えを伺います。

次に、市からは、自治会に対し、交通指導員や環境美化指導員、少年補導員、民生委員、また河川監視員など様々な委員の選出依頼があり、自治会の負担になっています。自治会と市は連携していくべき存在であるとの考えは理解できますが、実際に毎年、これら委員の選出に苦労する自治会は多いと聞いています。このことから、自治会の負担軽減について、市はどのように考えているのか伺います。また、市として補助金の交付など、今後、自治会をどのように支援していくのか、その考えを伺います。

次に、自治会に加入することのメリットを実感できず、自治会を脱退する世帯が増えているという声も伺います。自治会の役員を受けることが難しい。自治会の行事に参加することが負担だという意見をお持ちの方もいらっしゃいます。言うまでもなく、自治会への加入は任意ではありますが、こうした意見を踏まえ、市としては、自治会加入率の向上に向けてどのように取り組んでいるか伺います。

次に、今後の地区センターの整備方針と財源について伺います。

地区センターは、地域によるまちづくりを推進するために重要な施設であると認識しております。現在、おおむね中学校区に18の地区センターが整備されています。古いところは数十年前に整備され、老朽化や耐震性を踏まえ順次改修する必要があると思います。現在、愛鷹地区センター、西浦地区センターの更新に向けた取組が進んでいることと思いますが、今後の市内各地区センターの整備をどのように進めていくのか、必要とされる財源を含め、その考えを伺います。

次に、地区センターは、地域コミュニティ組織の活動拠点として地域に不可欠な施設であることから、地域の若い世代から高齢者世代まで気軽に集える場であってほしいと考えます。若い世代、子育て世代の方々が気軽に話し合える場を設けることや、高齢者が1人でも参加できる高齢者の居場所となるようなイベントの開催など、地域の中でコミュニケーションを図ることができる憩いの場であってほしいと思います。ついては、地区センターがそのような施設となるために、地区センターを活用した地域コミュニティ活動の活性化策として、市は今後どのような取組をされるのか伺います。

次に、質問の大項目の2つ目、本市の交流人口拡大に向けた取組について質問します。

本市は昔から多くの芸術家や文化人に愛されてきました。そうした文化的魅力は、本市の都市的ステータスの一つになっていると感じています。本市には、芸術、文化、風土のすばらしさを市内外に発信する様々な施設があり、これら施設は、市民の憩いの場としてはもちろんのこと、本市の魅力を見て感じていただける施設として沼津を訪れるきっかけにもなっています。これらの施設をさらに活用し、交流人口の拡大を目指す必要があると考えます。また、今年は市制100周年ということで様々な文化イベントが開催され、本市の芸術文化力を市内外に発信されていますが、今年度はどのようなイベントが開催され、芸術文化を活用した交流人口の拡大を図ったのか伺います。

次に、歴史文化資産の活用についてですが、本市には、城跡や古墳、歴史的建造物をはじめ、様々な歴史的文化資産があります。これらは本市の歴史を語る上で貴重な史跡等であり、そのすばらしさを知っていただくため、市内外の多くの皆様に訪れていただきたいと考えております。近年では歴史ファンも多く、インターネットで情報を調べ、特に興国寺城跡は続100名城に選定されていることから、遠方からも訪れる方が多いと聞いております。また、歴史的文化資産には、国等の指定を受けているものだけではなく、地方においてひっそりと守り継がれている石仏なども数多くあり、まずは地域の皆様が地域の歴史について知っていただくことにより、地域愛の醸成につながるものと考えています。さらに、博物館など歴史文化施設において効果的な情報発信を行うことにより、本市の歴史的文化資産が周知され、来訪者の増加につながると考えています。

そこで質問します。

本市には様々な歴史文化資産がありますが、これらを活用した取組について伺います。

次に、今年3月に市役所の東側に新しい総合体育館、香陵アリーナが完成しました。スポーツのまちを唱える本市にとって待ちに待ったスポーツの拠点が出来たと言えます。開館を記念して、バレーボールの東レアローズ、バスケットのベルテックス静岡の試合があり、大変盛り上がったと聞きます。また、9月15日から18日まで行われた第76回全日本フェンシング選手権大会では、全国各地から選手及び競技関係者以外に、家族・友人など応援する方々がこの沼津に集まり、盛況に行われました。フェンシングのまち沼津にふさわしい大会だったと思います。最近、スポーツと旅行を組み合わせた観光事業、スポーツツーリズムという言葉をよく耳にします。積極的に取り入れ、交流人口の増加に成功している自治体もあるそうです。全国から集まるこのような大会で、市のスポーツツーリズムへの取組状況を伺います。このすばらしい、市民の誇りとなり得る香陵アリーナをもっと活用し、フェンシング以外、プロ・アマを問わず、各地から人が集まる全国規模の大会の誘致に、市はどのように取り組んでいるかお尋ねします。

最後に、香陵アリーナや文化センターなど、大規模な大会やイベント参加者により交流人口は増加したと思われますが、これらの人々は目的を持って沼津を訪れているため、観光地に寄らず帰ってしまう方がほとんどではないかと認識しています。せっかく多くの来訪者がある中、これをチャンスと捉え、積極的に観光地をPRすべきではないかと考えています。本市には、沼津港や御用邸記念公園、千本松原、沼津アルプス、大瀬崎、御浜岬などPRする観光資源が多くあると思います。いかに観光地に足を延ばしてもらうか、また、再び本市を訪れてもらうには観光PRが重要だと考えていますが、その効果的な観光情報の発信についてどのような取組を行っているか伺います。

以上でございます。

自治会・地域コミュニティ活動の在り方について

選挙・市民参加

要旨議員は、自治会長を6年務めた経験を踏まえ、人口減少・少子高齢化に伴う自治会加入率低下や役員成り手不足等を踏まえた自治会・地域コミュニティ活動の在り方、委員選出等による自治会の負担軽減と支援、加入率向上への取組、地区センターの整備方針・財源、地区センターを活用した地域コミュニティ活動の活性化策について市の考えを質した。市は、自治会及び地域コミュニティ活動を市民自治のまちづくりに不可欠と位置づけ、委員選出の見直しや自治会長ハンドブックの活用、配付物・回覧削減による負担軽減、人材育成講座等の支援を継続する考えを示した。また、加入率向上に向けたチラシ・動画による周知、全18地区センター整備完了を踏まえた緊急性等を勘案した順次更新と国・県補助金等の財源確保、地域リーダー育成や地域コミュニティ組織の自主事業補助による活性化に取り組む考えを答弁した。

背景議員自身が自治会長を6年間務める中で防災や高齢者・子供の見守りなど地域課題を実感してきたことに加え、人口減少・少子高齢化により自治会加入率の低下や役員の成り手不足、地区の祭りなど従来行事の実施が困難になるなど、自治会・地域コミュニティ活動を取り巻く課題が深刻化していることが背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 社会状況に対応した自治会・地域コミュニティ活動の在り方
  • 自治会加入率向上への取組
  • 今後の地区センターの整備方針及び財源
  • 地区センターを活用した地域コミュニティ活動の活性化
政策推進部長自治会・地域コミュニティ活動の在り方についてお答えします。 初めに、社会状況に対応した自治会及び地域コミュニティ活動の在り方についてですが、自治会及び地域コミュニティ活動は、災害時の助け合いやごみステーションの管理など、本市が推進している市…答弁の全文を読む

自治会・地域コミュニティ活動の在り方についてお答えします。

初めに、社会状況に対応した自治会及び地域コミュニティ活動の在り方についてですが、自治会及び地域コミュニティ活動は、災害時の助け合いやごみステーションの管理など、本市が推進している市民自治のまちづくりにおいて大変重要な役割を担っているものと考えております。また、住民同士の交流は、快適で住みよい地域づくりを推進する上で非常に重要であることから、自治会及び地域コミュニティ活動は今後も地域において必要不可欠であると認識しております。

次に、自治会に対する負担軽減と支援についてですが、市が地域住民との協働によるまちづくりを進めていくに当たり、その担い手となる各種委員の選出につきましては、これまでもスポーツ推進委員の削減をはじめ、自治会から推薦をいただく委員等の見直しを行ってまいりました。また、自治会活動の内容や自治会長の役割等についてまとめた冊子、自治会長ハンドブックを活用した研修の実施等により、自治会役員への就任に対する不安の軽減を図るほか、配付物や組回覧の削減にも取り組んでおります。引き続き市の担当各課へ調査等を行い、自治会に依頼する内容の精査を実施するなど自治会の負担軽減を図ってまいります。また、自治会における人材の確保及び育成を図る取組として、コミュニティリーダーの育成を目的とした講座等の受講費用の一部助成、自治会及び地域コミュニティ組織における人材育成講座の開催などの支援を継続して行ってまいります。

次に、自治会加入率向上への取組についてですが、昨年度、自治会連合会が自治会の役割を分かりやすく示したチラシや動画を制作したことから、市といたしましても、窓口でのチラシ配布や市民課モニターでの動画放映などにより、自治会活動への理解に係る周知を行い、加入率向上に向けた支援を行っております。

次に、今後の地区センターの整備方針及び財源についてですが、平成31年2月の第二地区センターの整備をもって市内全18地区への整備が完了しております。今後の各地区センターの更新につきましては、緊急性や地域の実情などを勘案し、順次実施してまいります。また、地区センターの整備に要する財源につきましては、国及び県の補助金や地方交付税の措置率の高い事業債を活用するなど、積極的にその確保に努めてまいります。

次に、地区センターを活用した地域コミュニティ活動の活性化のための取組についてですが、地区センターは地域コミュニティ組織の活動拠点であり、様々な世代の方に多目的に御利用いただけるよう、一層の活用を推進する必要があると考えております。そのため本市におきましては、地域のリーダーの育成推進や地域コミュニティ組織が自ら企画・実施する地域の活性化を推進する事業の補助など、地域コミュニティ活動の活性化のため様々な支援を行っております。今後は、これらの支援策を継続するとともに、地区センター会議における指定管理者との意見交換や情報共有をさらに積極的に行い、地域のニーズに合った利用を促進していくことで、地域コミュニティ活動の活性化に努めてまいります。

本市の交流人口拡大に向けた取組について

観光・文化・スポーツ

要旨議員は、芸術文化資産・歴史文化資産・スポーツ・観光情報発信の4つの観点から、本市の交流人口拡大への取組を質した。市は、若山牧水記念館や芹沢光治良記念館、市制100周年記念の各種文化イベント、興国寺城跡など歴史文化資産の活用と文化財まちあるきマップの作成、香陵アリーナでのプロスポーツ試合・全日本フェンシング選手権等の開催とグッズプレゼント企画、観光パンフレットやSNSを活用した情報発信を行っていると答弁した。

背景沼津市は多くの文人墨客に縁のある土地柄で歴史文化資産にも恵まれ、市制100周年を迎える節目の年である上、今年3月に新総合体育館「香陵アリーナ」が完成しフェンシング全国大会なども開催されたことから、これらの資源を活かした交流人口拡大の方策が問われた。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 文化的資産を活用した取組
  • 芸術文化の活用
  • 歴史文化資産の活用
  • スポーツを活用した取組
  • 効果的な観光情報発信への取組
教育次長文化的資産を活用した取組についてお答えします。 初めに、芸術文化の活用についてですが、本市は、豊かな自然に恵まれ、風光明媚で気候温暖な土地柄により、古くから若山牧水や芹沢光治良、山口源など多くの文人墨客が沼津を拠点として活躍され、芸術文化の…答弁の全文を読む

文化的資産を活用した取組についてお答えします。

初めに、芸術文化の活用についてですが、本市は、豊かな自然に恵まれ、風光明媚で気候温暖な土地柄により、古くから若山牧水や芹沢光治良、山口源など多くの文人墨客が沼津を拠点として活躍され、芸術文化の功績を残しております。これらの本市が誇る偉人たちを多くの人々に知っていただき、後世に語り継ぐためにも、若山牧水記念館や芹沢光治良記念館を開館し、全国に情報発信するとともに、庄司美術館では山口源の版画展を開催するなど、新しい企画や展示に工夫を凝らした誘客を図っております。また、昭和49年から始まった沼津市芸術祭は、今年で50回を迎え、芸術活動を発表する場として広く周知されているところです。令和5年度は市制100周年の節目の年でもあり、さらなる芸術文化の振興と、誘客を図るため、様々な記念事業を実施しております。5月に開催したぬまづ茶会をはじめ、7月には将棋の棋聖戦第3局、9月には異なる芸術文化分野をコラボレーションさせたイベント、スペシャルアートステージ、そして、12月には、市民が祝う沼津第九演奏会の開催を予定しております。

次に、歴史文化資産の活用についてですが、市には国史跡の興国寺城跡や長浜城跡、重要文化財の松城家住宅、高尾山古墳など、様々な歴史文化資産があります。これらにつきましては、現地を訪れていただき、当時の風情や貴重な歴史を知っていただくことが重要であります。本市では、現在6地域の文化財まちあるきマップを作成しており、市内外の皆様に文化財めぐりを楽しんでいただいております。また、本市の貴重な歴史を紹介した施設としまして、明治史料館や歴史民俗資料館、戸田造船郷土資料博物館などの様々な施設があります。各歴史文化施設では、時節や新たな史実、視点を変えた話題など、各館の特色を生かした企画展を随時開催して誘客を図っております。このように、本市の文化的資産を広く知っていただき、訪れていただくことで、本市の交流人口拡大に寄与してまいりたいと考えております。

産業振興部長スポーツツーリズムの取組状況についてお答えします。 本市では香陵アリーナにおいて、3月の開館以降、様々なスポーツイベントが開催されております。3月には、沼津市総合体育館開会記念試合として、バスケットボールBリーグベルテックス静岡、バレーボー…答弁の全文を読む

スポーツツーリズムの取組状況についてお答えします。

本市では香陵アリーナにおいて、3月の開館以降、様々なスポーツイベントが開催されております。3月には、沼津市総合体育館開会記念試合として、バスケットボールBリーグベルテックス静岡、バレーボールVリーグ東レアローズの試合を開催し、また、7月には沼津市制100周年記念事業として、大相撲沼津場所、また今月、フェンシング国内最高峰の大会、全日本選手権大会を開催しております。イベント開催に当たりましては、チーム関係者等と協力し、のぼり旗の設置やポスターの掲示を行うとともに、まちなかの駐車場や飲食店の利用促進を図るため、選手サイン入りグッズプレゼント企画を実施したほか、各種観光情報の発信を行うなどスポーツを通じた地域の活性化に努めているところであります。

次に、香陵アリーナを活用した全国規模のスポーツイベント、大会を誘致する市の取組についてお答えします。

スポーツイベントの開催につきましては、今年度、バレーボールVリーグ東レアローズのホームゲームの開催を6試合予定し、また、バスケットボールBリーグベルテックス静岡のホームゲームの開催を4試合予定しております。引き続き、香陵アリーナにおいて両チームの試合が開催されるよう連携強化を図るとともに、新たなスポーツイベントの開催に向け、関係団体と調整を図ってまいります。現在、香陵アリーナでは各競技の市内大会や県大会が主に開催されており、それらの大会の成功が全国大会につながるものと考えております。今後、各競技団体と連携を図りながら全国大会の誘致に取り組んでまいります。

次に、効果的な観光情報発信への取組についてお答えします。

大規模なスポーツ大会や文化イベント等の開催により、本市に多くの方が訪れる機会が増えることは、市内の回遊や本市の再訪の促進を図る観光情報を発信する貴重な機会と認識しております。そのため、イベント会場において来場者に向け、観光パンフレットやPR動画を活用し、沼津の魅力を発信するとともに、観光スポットの案内やモデルコースの紹介を行うことで、回遊性の向上、交流人口の拡大を図っております。また、来場者は事前にインターネットを活用して観光情報を収集することが見込まれるため、引き続き、観光ポータルサイトにおいて旅の目的や嗜好に応じた利便性の高い観光情報を提供するとともに、観光協会等と連携し、SNS等も活用して、市内の飲食やイベントなど、地元ならではの旬な情報を分かりやすくかつ迅速に発信してまいります。

第3回2023-12-04

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

本市のスポーツを活用したまちづくりについて伺います。

市長は、市の推進に当たり、スポーツを活用したまちづくりと述べております。沼津市では約63キロメートルにも及ぶ海岸線を有し、沼津アルプス、愛鷹山、発端丈山、達磨山といった山々に囲まれ、地域資源に恵まれています。このような地域資源を活用してスポーツ大会を開催することは、市内外から多くの方々が参加することにより、本市の交流人口の拡大に寄与し、沼津市の活力向上につながるものと考えます。

そこで初めに、地域資源を活用したスポーツの振興について伺います。

近年、舗装された道路ではなく林道や登山道など、自然の中を走るトレイルランニングの人気が高まっており、全国で様々な大会が行われています。沼津アルプスなど、本市の山をフィールドとしたトレイルランニング大会を開催することにより、新たに沼津市を訪れる人が増え、沼津市の魅力を知ってもらうことができ、大変意義があると考えられます。このような大会の開催について本市の考えを伺います。

次に、千本浜は富士山、駿河湾、時には南アルプスを望む美しく心休まる場所であります。この千本浜の防潮堤を活用したファミリーマラソンやトライアスロン大会は参加者が多く、大変盛り上がったと聞きます。また、狩野川の堤防にはアンダーパスが整備され、狩野川や香貫山を望むすばらしい場所であります。ここを舞台に、先日、狩野川ハーフマラソン大会があり、大盛況だったそうです。ここ数年、健康志向が高まりウオーキングを行う方が大変増えています。そこで提案ですが、市が主体になり、この2つのすばらしい地域資源を活用したウオーキングイベントを開催したらどうでしょうか。1人で歩くのもよいことと思いますが、年齢、性別を問わずたくさんの人々と目的を持って景観のすばらしい安全な場所を歩くことにより、ウオーキングの楽しさを再確認できると思います。さらに、スポーツのまち沼津の絶好のPRになると考えられますが、本市の今後の考えを伺います。

次に、スポーツに対する児童生徒の教育について伺います。

沼津市教育基本構想では、人間力を磨く教育の1つに健やかな体の育成を挙げています。そこにはスポーツ活動を通して体力を養うことの重要性が述べられています。小中学校でスポーツにより体力を養うことは、その後の人間形成に大きな意義があります。子供たちが安心・安全にスポーツに熱中できる設備・サポートは、市にとって重要な課題だと思います。部活動については、地域移行が検討されていると聞きます。スポーツを活用したまちづくりを上げるのであれば、今後の部活動の在り方、地域スポーツの活用を考慮しながら、スポーツを活用した児童生徒の人間力の育成は重要な側面であると考えます。

そこで伺います。

子供たちにとってスポーツに親しむ最初のきっかけとなるのは体育の授業であると考えます。体育の授業は知恵・徳育とともに、人間形成のための学校教育の一環として取り入れたものであります。体を鍛えることで心身ともに強い人間になることが目的です。しかし、人間には個人差があります。体を動かすのが得意な子供、苦手な子供もいます。運動が苦手でも、運動やスポーツが楽しいと感じている児童生徒が多い小中学校もあると聞いています。体育はつらいだけではなく楽しいと感じられることは、生涯において運動・スポーツに早い段階で苦手意識を払拭し、健やかな体の育成につながっていくため、大変重要なことであると考えます。本市の体育の授業について、特に運動の苦手な児童生徒への対応についてどのようにしているのかをお尋ねします。

次に、スポーツを活用した健康長寿の取組について伺います。

健康長寿を目指す上で高齢者のスポーツは重要であると考えます。加齢による機能が低下することは避けられないとしても、誰もが元気で生き生きと暮らせる社会であってほしいと考えます。そのためには、自分に合った無理のないスポーツを続けることは意義があります。香陵アリーナを会場とした各種スポーツ教室が開催されていることは承知していますが、高齢者が地域で1人でも気軽に参加でき、そして高齢者の居場所となるスポーツの普及促進について、市はどのような考えを基本として具体的にどのような取組をされているのか伺います。

次に、ニュースポーツに対する推進の取組について質問します。

汗を流し勝敗にこだわるだけがスポーツではないと思います。高度な技術を求めず、子供から高齢者、そして身体の不自由な方々でも一緒になって笑顔で楽しめるニュースポーツの推進が大事だと私は考えています。ニュースポーツとは、老若男女を問わず誰でも簡単にできる運動・スポーツです。安価に用具をそろえることができ、狭いスペースでも行うことができる競技も多数あります。軽スポーツ、レクリエーションスポーツとも呼ばれ、楽しむことを目的とし、ファミリーバトミントン・ソフトバレー・モルック・ボッチャ・ペタンクなど様々な競技があります。スポーツはしんどいイメージが強く、一生懸命頑張るものだと思っていましたが、ニュースポーツを教えてもらって運動を楽しむことの大切さを学びましたという声も聞きました。世代に関係なく参加者が同じ土俵の上に立つことによって、相手を敬うことや人間関係の充実さが目覚める気がしてなりません。スポーツを通しての人間育成、コミュニケーションを図るなど、これこそスポーツを活用したまちづくりではないでしょうか。市のニュースポーツの取組と今後のニュースポーツの推進に向けた考えについて伺います。

最後に、香陵アリーナの課題と利便性向上に向けた取組について質問します。

先日、足が不自由な方が家族の送迎で香陵アリーナを訪れた際、どこで車を止めて降ろせばよいか分からず、周辺をさまよってしまったという話を聞きました。敷地内の平面駐車場には車椅子用スペースが設けられているとのことですが、利用者への周知が必要となりますし、また、館内で靴を脱いだり履いたりする際に、腰かけがなく不便な思いをしたとの声もありました。現在は椅子が設置され、対応されていると聞いています。スポーツのまち沼津にふさわしい立派な体育館ができたのはよいことですが、今後は利用者にとって使いやすい環境づくり、周知が必要ではないでしょうか。そこで、香陵アリーナが開館して以来、当館に寄せられた利用者の意見や課題をどのように認識し、それに対してどのような対応を行っているのかを伺います。

私の質問は以上でございます。

スポーツを活用したまちづくりについて

観光・文化・スポーツ

要旨議員は、沼津アルプスや千本浜防潮堤・狩野川堤防といった地域資源を活かしたトレイルランニングやウオーキング大会の開催、体育授業における運動が苦手な児童生徒への配慮、高齢者向けスポーツの普及、ニュースポーツの推進、開館後の香陵アリーナの利用者対応について質問した。市は、民間事業者と連携したトレイルランニング・ウオーキングイベントへの協力、体力調査結果を踏まえた段階的な体育指導の工夫、介護予防事業での体操・ボッチャ・ノルディックウオーキング教室の実施、スポーツ推進委員によるニュースポーツの普及活動、指定管理者との協議を通じた香陵アリーナ利用者の声への対応をそれぞれ説明した。

背景沼津市は約63キロメートルの海岸線や沼津アルプスなど豊かな自然環境に恵まれ、市長がスポーツを活用したまちづくりを掲げる中、健康志向の高まりによるウオーキング人口の増加、部活動の地域移行の検討、本年3月に開館した香陵アリーナへの利用者からの声など、スポーツを取り巻く状況の変化が質問の背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 地域資源を活用したスポーツの振興
  • 沼津アルプス等の活用
  • スポーツに対する児童生徒の教育
  • スポーツを活用した健康長寿の取組
  • ニュースポーツに対する推進の取組
  • 香陵アリーナの課題と利便性向上に向けた取組
産業振興部長沼津アルプスを活用したトレイルランニング大会の開催についてお答えします。 トレイルランニングは、近年のランニング人口の増加に伴い、大自然に囲まれた中、体力の強化はもとより、自然の癒やし効果を得られるスポーツとして注目を浴びております。本市に…答弁の全文を読む

沼津アルプスを活用したトレイルランニング大会の開催についてお答えします。

トレイルランニングは、近年のランニング人口の増加に伴い、大自然に囲まれた中、体力の強化はもとより、自然の癒やし効果を得られるスポーツとして注目を浴びております。本市におきましても、香貫山、横山、徳倉山等の山々を走破できる沼津アルプスは、駿河湾や富士山を眺望できるコースとして登山者やトレイルランナーが日常的に訪れています。トレイルランニングイベントとしましては、民間事業者により今年5月にアドベンチャーレースジャパンが開催されており、香貫山を経由して島郷海岸をゴールとするコースに、約200人が参加されております。今後も民間事業者によるイベントについて多くの方々に沼津アルプスを訪れていただくよう、情報提供を図りながらイベントの開催に協力してまいります。

次に、千本浜防潮堤、狩野川堤防を活用したウオーキングイベントの開催に関する今後の考え方についてお答えします。

ウオーキングは、いつでも誰でも手軽に行えるスポーツとして、また、スポーツを始めるきっかけになるとされております。そのような中、千本松原や雄大な駿河湾、富士山など、美しい景観を眺められる千本浜防潮堤や、アンダーパスの整備により大変歩きやすくなっている狩野川堤防においては、日々多くの方々がウオーキングを楽しんでいます。イベントにつきましては、JR東海主催のさわやかウォーキングが沼津駅発で毎年開催されており、10月28日に開催したSea級グルメ全国大会in沼津とのコラボ企画では、例年以上の参加者が狩野川堤防や沼津港を散策したところであります。今後におきましても、民間事業者と連携を図りながら、定期的なウオーキングイベントの開催について協力してまいります。

次に、ニュースポーツの取組と今後のニュースポーツの推進に向けた考え方についてお答えします。

ニュースポーツは、従来の競技スポーツにあるような一定以上の負荷や技術を必要とせず、子供から高齢者、また障がいの有無にかかわらず誰もが楽しめるスポーツであります。本市では、市より委嘱したスポーツ推進委員が地域住民にニュースポーツの普及を図るため、コーディネーターとなり、各地域でモルック、ファミリーバドミントン、ボッチャ等、様々なニュースポーツの研修会、体験教室を開催しており、要望がある際には用具の貸出しも行っております。香陵アリーナでは、施設の管理運営を行っているミズノ主催の沼津NEXTスポーツフェスタが10月に開催され、ニュースポーツとしてボッチャ体験コーナーが設けられたほか、今後も市主催のソフトバレー、ファミリーバドミントンといったニュースポーツ大会の開催を予定しております。今後におきましても、1人でも多くの市民に運動を始めるきっかけとなるよう、スポーツ推進委員やスポーツ協会、民間事業者と連携を図りながら、ニュースポーツの普及促進に取り組んでまいります。

次に、香陵アリーナに寄せられた利用者からの意見、課題に対しての認識とその対応についてお答えします。

香陵アリーナは、本年3月の開館以降、一般利用に加え、プロスポーツの興行などスポーツの新たな拠点施設として毎月2万人を超える利用があり、冷暖房やトレーニング機器の設備等が充実していること、スタッフの対応が親切丁寧であることなど、利用者から好評をいただいております。利用者からの意見等は、施設の管理運営を行っている指定管理者と毎月行っております維持管理・運営協議会により報告を受け、情報共有を図っており、利用者に快適に御利用いただくよう随時対応しているところであります。また、施設外階段の照明灯設置など施設改修に関するものについては、必要に応じて利用団体からの要望内容を聞く機会を設け、指定管理者と協議・調整を図りながら対応しております。今後におきましても、市民の皆様が利用しやすい施設となるよう、利用者の皆様の声に耳を傾けながら、指定管理者と連携し取り組んでまいります。

教育長スポーツに対する児童生徒の教育についてお答えします。 令和4年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査では、本市の小中学校において、運動が好きと答えた児童生徒は、小学校で約88%、中学校で約85%。体育が楽しいと答えた児童生徒は、小学校で約9…答弁の全文を読む

スポーツに対する児童生徒の教育についてお答えします。

令和4年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査では、本市の小中学校において、運動が好きと答えた児童生徒は、小学校で約88%、中学校で約85%。体育が楽しいと答えた児童生徒は、小学校で約93%、中学校で約90%と、全国と比べても同水準もしくは高い結果が得られております。このことは、学校現場において体育の授業に限らず、体を動かすことや運動することに対して親しみ、楽しんでいることの表れであり、生涯にわたって心身の健康を保持し、体力の向上に資するよう努めている結果であると考えております。体育の授業では、運動の得意不得意に関係なく、児童生徒それぞれに応じた目標を設定し、できたら楽しい、挑戦してみようという意識が持てる授業づくりを大切にしております。特に運動を苦手とする児童生徒に対しましては、体力や技能に応じて自らが選択して段階的に練習できる環境やルール等の設定、仲間同士で互いの演技を認め合う場面を設定するなど、運動そのものを楽しむことができるよう工夫しております。今後におきましても、児童生徒が様々な場面において主体的に運動に取り組めるような環境づくりを行い、体力の向上だけではなく、卒業後も生涯にわたって自主的に運動やスポーツに触れる機会を持ちたいと思えるよう、充実した授業づくりに努めてまいりたいと考えております。

福祉事務所長スポーツを活用した健康長寿の取組についてお答えします。 高齢者が健康に人生を生き生きと過ごすためには、生涯の中で介護を必要とする期間をできる限り短くすることが重要です。自身の健康状態の維持や、要介護状態の手前として位置づけられるフレイルを予…答弁の全文を読む

スポーツを活用した健康長寿の取組についてお答えします。

高齢者が健康に人生を生き生きと過ごすためには、生涯の中で介護を必要とする期間をできる限り短くすることが重要です。自身の健康状態の維持や、要介護状態の手前として位置づけられるフレイルを予防・改善するため、持続性のある運動習慣を身につけていただくことは、健康寿命を延ばすことにつながるものと考えております。また、スポーツを通じて他者との交流機会が増えることは、社会的な孤立や引きこもりを予防し、心身ともによい効果をもたらすものと考えております。このため市では、介護予防・日常生活支援総合事業において高齢者向け体操教室やボッチャ教室、ノルディックウオーキング教室など体力や身体の状況に合わせて参加できる各種講座を開催しております。今後も高齢者が参加しやすいスポーツについて情報収集を行うとともに、高齢者の介護予防と運動習慣の普及促進に努めてまいります。

第5回2024-06-12

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

最初に、興国寺城跡の整備と将来的な活用について伺います。

市内根古屋にある興国寺城跡は戦国時代に関東一円を支配した小田原北条氏の祖、北条早雲ゆかりの地として有名であり、戦国時代には、甲斐の武田氏、駿河の今川氏・徳川氏、相模の北条氏の境目の城として争奪戦が繰り返されるなど戦国ファンの関心が高い城跡であります。平成7年には国史跡に指定され、また、続日本100名城にも選ばれるなど、城郭ファンを中心に年間1万人以上が訪れる市内屈指の歴史スポットであります。史跡指定に伴う整備用地の公有化の過程において、史跡保存に御賛同いただいた土地所有者の皆様に提供いただくなど、地元の多大なる御理解と御協力の下に事業が進められているものと伺っています。しかしながら、実際に現地に赴きますと、本丸や天守台、見学路も何年たっても大きな変化がないように見受けられ、また、トイレや駐車場も見合った設備がされていないように思われます。国指定史跡にふさわしい整備が進んでいないのではないかという印象を受けます。全体としては約11万平方メートルの広大な指定地であり、整備が数年程度で完了するような事業ではないことは承知しており、また、国史跡に指定されているため、市単独で事業が進められないことは理解しておりますが、先述のように、歴史的背景からも大変重要な史跡であり、今後の整備について、全国の戦国ファンや城郭ファンも関心が高いのではないかと思います。また、公有地化に御協力いただいた地元の皆様も、将来的にどのような整備がなされ、どのような活用がなされるのか関心と期待が高いのではないかと思います。このように、興国寺城跡の歴史的な価値を当局はどのように認識し、現在どのような整備状況であるのか、また、これまでの発掘調査等の成果を基にどのような整備を進めていく考えがあるのか伺います。また、興国寺城跡以外にも、西部地区は、大河ドラマで話題になった阿野全成ゆかりの大泉寺など、歴史的な価値があるスポットが多くあり、地元や観光団体との連携等により相乗的な効果が地域全体に得られるものと思いますし、何よりその価値について知っていただき、足を運んでいただくことが大切であると考えます。

そこで、初めに興国寺城跡の歴史的価値に対する認識について伺います。

興国寺城は、北条早雲旗揚げの城として有名でありますが、そもそも興国寺城跡の歴史的価値についてどのような認識を持っているか伺います。

次に、用地取得等の状況について伺います。

平成7年の国史跡に指定後、現在までの用地取得の状況とこれまでの発掘調査の進捗について伺います。

次に、将来的な整備活用の見通しについて伺います。

史跡の顔となる天守台や見学路の整備、駐車場やトイレなどの便益施設の整備などについて、今後どのような見通しを持っているのかを伺います。

最後に、その他の西部地区の歴史的資産との連携や周知活動について伺います。

西部地区の歴史的資産との連携やエリア内の周遊などを促す取組や地元観光団体との連携した取組があればお答えください。また、そもそもの価値をお知らせするような周知活動にはどのように取り組んでいるのか伺います。

次に、本市の上下水道の整備について伺います。

本市は日本一の富士山や愛鷹山麓などからの豊富な湧水に恵まれ、豊かで良質な水道水を、私たちは毎日飲み水や生活用水として利用しています。上水道は市民生活には欠かすことのできないものであり、私たちは非常に恵まれた環境の中で生活しておりますが、ふだんはあまりそのことに気づかず、当たり前のように日常生活を送っているのが実情です。また、利用した水を適切に排水処理し、衛生的な住環境を実現するためには、下水道も同様になくてはならない重要な施設でありますが、一たび上下水道が利用できなくなると、飲み水のほか、炊事や洗濯、お風呂、トイレなどが利用できなくなり、そのときになって改めてその重要性に気がつきます。近年では、令和4年9月に静岡県に襲来した台風15号により静岡市内で大規模な断水が発生し、全国的なニュースになりました。また、本年1月1日の能登半島地震では、広範囲で水道管や下水道管が大きな被害を受け、被災地では今もなお、住民生活に大きな影響がある状況にあります。これらはいずれも自然災害によるものですが、全国では突然水道管が壊れ、大量の水が噴き出したり、下水道管の破損に起因した道路陥没事故なども発生しており、水道管・下水道管の老朽化とその対策が大きな課題になっていると聞いています。本市では、これまで大きな事故による広範囲な断水や下水道の事故は起きていないようですが、水道事業は昭和20年代前半に始まり、既に70年以上が経過しており水道施設の、特に水道管については老朽化が進んでいるものと認識しております。また、約1,000キロメートルにも及ぶ水道管が埋設されているところで、老朽化した管の更新等には相当な時間がかかるものと推察されます。一方の下水道事業は、昭和40年代前半に着手し、こちらも50年以上が経過しているため老朽化の影響が懸念されます。自然災害を機に、地元住民の方々も改めて上下水道の重要性を認識し、今後も毎日おいしい水を享受できるのか、衛生的な排水処理が行われるのか不安を抱えております。

そこで、上下水道の老朽化対策について質問します。

初めに、上水道の老朽管対策の計画について、本市ではこれまでも老朽化した水道管の取替えが順次行われてきていると思いますが、これら老朽化する水道管に対して今後どのような計画で更新整備が進められていくのか伺います。

次に、上水道の老朽管対策に係る費用及び財源について、老朽管の対策を進めていくためには、莫大な費用が必要であると思いますが、今後、どの程度の費用が見込まれているのか、またその財源の見通しについて伺います。

次に、下水道の老朽管対策及び耐震化について、先ほども触れたように生活排水の処理については、水の確保と同様に重要な問題であり、下水道の管路も重要なライフラインであります。本市の下水道においてはまだ普及段階であるため、上水道の管路に比べると老朽化はまだ進んでいないと考えていますが、下水道を利用している家庭では、下水道管が破損などして使えなくなった場合、生活を営むことが困難になります。そこで、本市の下水道の老朽管の対策及び耐震化について、今後の見通しを伺います。

最後に、地震発災時における生活用水の確保対策について質問します。

上水道の老朽管の更新は、地震に対しても強靱な水道施設を構築する上で重要な要素であると認識しておりますが、全ての管を一度に更新することはできないと考えています。本市では、想定されている南海トラフ地震が起きた場合、自然の力には勝てず、地震動により水道管が破損し、断水してしまうおそれが想定されます。能登半島地震の場合には、全国から給水車が駆けつけ、本市からも3回ほど被災地へ応急給水のために職員を派遣したと聞いていますが、本市が地震で被災し、大規模断水となった場合、水をどのように市民へ給水する計画になっているのか伺います。

私の質問は以上です。

興国寺城跡の整備と将来的な活用について

観光・文化・スポーツ

要旨議員は、北条早雲ゆかりの国史跡・興国寺城跡について、歴史的価値の認識、用地取得や発掘調査の進捗、天守台・見学路・駐車場・トイレなど将来的な整備活用の見通しを質問し、あわせて大泉寺など西部地区の他の歴史的資産との連携や周知活動についても尋ねた。市は、興国寺城が15世紀後半の築城から江戸時代初期の廃城まで重層的な歴史を持つ史跡と認識しているとし、用地は約95.7%を公有地化済みで発掘調査も最終段階にあると答弁した。整備については、今年度策定する整備基本計画に基づき天守台周辺や見学路、便益施設等を順次整備し土塁・曲輪の復元も行う方針を示し、西部地区の文化財については文化財まちあるきマップの作成や御城印の販売、現地説明会や二次元コードによる解説動画など周知活動を行っていると説明した。

背景興国寺城跡は国史跡に指定され続日本100名城にも選ばれた市内屈指の歴史スポットで年間1万人以上が訪れるが、本丸や天守台、見学路には長年大きな変化が見られず、トイレや駐車場などの設備も国指定史跡にふさわしい水準に達していないとの印象があった。また、公有地化に協力した地元住民も将来の整備・活用のあり方に高い関心と期待を持っている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 興国寺城跡の歴史的価値に対する認識
  • 用地取得等の状況
  • その他の西部地区の歴史的資産との連携や周知活動
教育次長興国寺城跡の整備と将来的な活用についてお答えいたします。 初めに、興国寺城跡の歴史的な価値に対する認識についてですが、興国寺城は15世紀後半に築かれたと伝えられ江戸時代初期の廃城に至るまでの間、重層的な歴史が紡がれたものであると認識しており…答弁の全文を読む

興国寺城跡の整備と将来的な活用についてお答えいたします。

初めに、興国寺城跡の歴史的な価値に対する認識についてですが、興国寺城は15世紀後半に築かれたと伝えられ江戸時代初期の廃城に至るまでの間、重層的な歴史が紡がれたものであると認識しております。

次に、用地取得等の状況についてですが、国史跡に指定後、地元関係者から土地の提供や移転に御協力をいただき、これまでに約95.7%を公有地化しております。発掘調査の進捗につきましては、保存整備基本構想や保存管理計画を策定し、城跡全体の状況を把握するための調査を進め、これまでに天守台、本丸、大空堀等の状況や出土した遺物を確認しており、最終段階に至っております。

次に、将来的な整備活用の見通しについてですが、史跡指定の面積は広大であり全てを一度に整備することは困難であります。そのため、今年度に策定する整備基本計画に基づき、順次、天守台周辺、見学路、トイレ、駐車場などの整備や案内看板を設置するとともに、土塁・曲輪などを復元いたします。その後、地元の皆様を含め多くの方が楽しめる空間づくりの検討を行うなど、有効に活用してまいります。

次に、その他西部地区の歴史的資産との連携や周知活動についてですが、阿野全成ゆかりの大泉寺や東海道随一の名園とうたわれた帯笑園、白隠禅師ゆかりの地など、歴史的な資産が豊富にあります。これら西部地区にある文化財の回遊性を高めるために、見どころやモデルコースを掲載した文化財まちあるきマップ原編・浮島編をそれぞれ作成し、観光案内所等で配布しております。また、NPO法人沼津観光協会では、御城印を地元と連携して販売しております。周知活動につきましては、発掘調査の現地説明会や出前講座を随時開催しているほか、現地の案内板には二次元コードを設置し、解説動画が視聴できるようデジタルコンテンツの充実にも取り組んでおります。

上下水道の整備について

まちづくり・都市基盤

要旨議員は水道管・下水道管の老朽化対策として、上水道の老朽管更新計画、更新に要する費用と財源、下水道の老朽管対策・耐震化の方針、および大規模断水時の生活用水確保策について質問した。市は、水道は沼津市水道事業ビジョンに基づき年間更新率1%(全国平均0.64%を上回る水準)を目標に整備を進め、今後5年間で年間23〜24億円程度の費用を水道料金収入と企業債でまかなうと説明した。下水道は50年超経過した管路が全体の約3%にとどまるとした上で、カメラ調査等による点検・修繕と、緊急輸送路・避難路等を優先した耐震化(マンホール浮上防止、可とう継手設置)を計画的に進めるとした。地震発災時の生活用水確保については、配水池の耐震補強、井戸・耐震性貯水槽・湧水の活用、給水車受入れ体制の強化等により対応するとした。

背景静岡市で断水を招いた令和4年の台風15号や令和6年1月の能登半島地震により水道管・下水道管の被害が全国的に注目される中、沼津市でも上水道は稼働開始から70年以上、下水道も50年以上が経過し老朽化が懸念されており、住民の間で上下水道の安定的な維持に対する不安が高まっていることが質問の背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 上下水道の老朽化対策
  • 上水道の老朽管対策の計画
  • 上水道の老朽管対策に係る費用及び財源
  • 下水道の老朽管対策及び耐震化
  • 地震発災時の生活用水の確保対策
水道部長上下水道の整備についてお答えします。 初めに、上水道の老朽管対策の計画についてですが、本市の水道事業は沼津市及び清水町を給水区域としており、老朽管対策は沼津市水道事業ビジョンに基づき、管路の更新を実施しております。管路の更新に当たりましては…答弁の全文を読む

上下水道の整備についてお答えします。

初めに、上水道の老朽管対策の計画についてですが、本市の水道事業は沼津市及び清水町を給水区域としており、老朽管対策は沼津市水道事業ビジョンに基づき、管路の更新を実施しております。管路の更新に当たりましては、水運用の状況や管路の重要度、漏水頻度の高い管種や路線などを踏まえ、管路更新の指標となる更新率を年間で総延長の1%の整備を目標に取り組んでおり、令和3年度の厚生労働省公表の数値になりますが、管路更新率の全国平均0.64%を上回る整備を進めているところであります。

次に、上水道の老朽管対策に係る費用及び財源についてですが、老朽管を含めた水道施設の老朽化対策等には、今後5年間で年間23億円から24億円程度の費用がかかると試算しております。その財源としましては、使用者の皆様からの水道料金収入のほか、世代間の公平な負担の原則から、企業債を活用しながら後世への負担が過度にならないよう、計画的な事業執行に取り組んでまいります。また、上水道の業務は本年4月より、厚生労働省から国土交通省及び環境省へ移管されたことから、交付金など国からの補助等に対する新たな動きにも注視しながら財源の確保に努めるとともに、引き続き安全・安心な水の供給を安定的に行えるよう、老朽化対策に取り組んでまいります。

次に、下水道の老朽管対策及び耐震化についてですが、本市の下水道事業は、沼津駅を中心とする既成市街地の中部処理区において、昭和43年から管路施設の整備に着手しており、整備後50年以上経過している管路施設は令和4年度末において全体の約3%程度であります。そのような中、下水道の老朽管対策及び耐震化は沼津市下水道ビジョンに基づき計画的に取り組んでおり、老朽管対策としましては、管路はカメラ調査、マンホールや鉄蓋については目視や計測機器等を用いて点検し、異常が確認された箇所については改修や修繕などの対応を行っております。また、耐震化につきましては、現在の耐震基準を満たしていない管路施設のうち、地域防災計画で位置づけられている緊急輸送路・避難路に設置した管路施設、避難所から下水処理場を結ぶ管路施設を優先的に、順次、液状化によるマンホールの浮上防止対策、マンホールと管の接続部に地盤の変形に対応し管路の破損を防ぐ効果のある継ぎ手の設置を進めております。本市の下水道事業はいまだ普及段階であるため、人口密集地の整備を優先的に進めるなど効率的な普及拡大に努めるとともに、管路施設の維持管理や更新についても計画的に取り組んでまいります。

次に、地震発災時の生活用水の確保対策についてお答えします。

本市では、地震発災時の大規模断水時における水確保対策としまして配水池の耐震補強を進めており、災害時には配水池に貯留された浄水を使用しながら、医療機関や避難所など多くの水を必要とする施設への応急給水活動を行います。また、井戸、耐震性貯水槽、湧水等の水をろ水機で浄化し使用することで水を確保することや、市民の皆様には御家庭での地震対策として7日分の食料や飲料水等の備蓄品の準備をお願いしているところです。一方で、応急給水活動には、市保有の給水車では台数に不足が生じるおそれがあるため、沼津市指定給水工事店協同組合の協力を得て、運搬車に給水タンクを積載しての搬送対応や県や公益社団法人日本水道協会等への給水応援活動要請などを通じて、迅速に給水車を受け入れられる体制を構築しております。今回の能登半島地震をはじめ、これまで発生した大規模地震において現地で応急給水活動等を行った知見を生かして、市民の生命や生活の維持に欠かせない水を確保するとともに、引き続き関係機関と連携した応急給水体制の強化に努めてまいります。

第9回2025-06-16

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき、一般質問をさせていただきます。

最初に、高齢者の居場所づくりについての質問をさせていただきます。

市内各自治会や支援団体の皆様が定期的に高齢者の居場所づくりとして、高齢者サロン、体操、合唱、ゲーム、お茶会、グラウンドゴルフ、健康マージャン等、様々な地域イベントを開催しているそうです。多くの参加者で大変盛り上がっていると聞いています。私も自治会長時代には何度となく、地元の高齢者の集いには参加させていただきました。参加者の皆様のとても楽しそうな笑顔が今でも忘れられません。高齢者の方に外出の機会や人と接する機会が与えられ、楽しむことができるすばらしい企画だと思いました。それが生きがいになり、元気の源となった方もいらっしゃると思います。今後このような集まりがさらに広がっていき、高齢者が暮らす近隣地域で、様々な団体が協力する地域イベントの開催につながっていけば、見知らぬ同士でも自然に触れ合うことができ、新たな出会いの中で情報交換ができ、人生の豊かさが広がると思います。また、このような集まりを開催・運営している地域の役員及び関係者の方々には大変感謝しております。市も補助金を出して、運営の一角を担っていることは承知しております。高齢者の社会的孤立の解決の一つとして、居場所づくりは必要だと思います。高齢者サロン等に参加することは楽しみ・生きがいの見いだし、社会参加への意欲を高める、仲間をつくり、ひきこもりを防ぐ、認知症予防になる、生活にめり張りが生まれる、自分の健康に関心が持てるなど、様々な利点があります。また、介護給付金の伸びの抑制のため、介護予防のための事業になるとも考えられます。居場所に行く理由として、そこに行くのが楽しいから、そこには会いたい人がいるから、その場所が心地よいからなどの意見が多く出ていたそうです。この点から高齢者の居場所の活動は大変重要で、今後も参加人数を増やしながら続けていただきたいと心から願っております。

そこで、この居場所について気になる点を2点ほど質問させていただきます。

最初の質問ですが、令和6年の沼津市の統計によると、70歳以上のひとり暮らしは沼津市では7,703人だそうです。地域としましては、より多くひとり暮らしの高齢者の参加を呼びかけていると思います。ひとり暮らしの高齢者は、体調の変化に気づきにくい、頼れる人がいないことによる精神的な不安や孤独感を抱える、また、孤独死のおそれがあるなどと言われています。本市も家庭訪問などをして安否確認等をしているとは思います。高齢者の地域イベントへの参加は、社会活動の一環となる重要な取組だと思います。ひとり暮らしの高齢者こそ社会活動への参加として、地域イベントに出て近隣住民との交流を持ってもらいたい、これが役員、関係者の願いではないでしょうか。会話をする知り合いができることにより、いろいろな情報が手に入り、行動範囲が広くなるかもしれません。そして何より孤独感の解消につながる効果があると私は思います。定期的な交流を通じて、高齢者がお互いに見守る効果も生まれると思います。今後、ひとり暮らしの高齢者がさらに増加していくことが見込まれている中、これらの方ができるだけ参加してもらうことは大変重要なことです。地域によっては、回覧版や役員の戸別訪問で呼びかけているところもありますが、その効果には限界があります。ひとり暮らしの高齢者に人と接する機会を与え、社会活動となる地域イベントへの参加促進に関して、市としてどのような支援が考えられるかを伺います。

次に、気になるのは参加者の性別ですが、全体的に女性の方が多く、男性はごく僅かです。理由としては、男性は定年退職後、新たな人間関係を築きたくても、地域の人とのコミュニケーションの取り方が分からず、イベントなどには行きにくい考えがあると聞いていますが、それだけではないと思います。興味がなければ参加しないと思います。人生100年と言われています。定年後の30年余りの時間を自宅に閉じ籠りがちに過ごされては、本市の活力低下にもつながります。時間の使い方は個人の自由であり、たくさんの男性を参加させるのは簡単ではないことは承知しております。しかしながら、他の自治体では、高齢者男性限定の男の料理教室などを開催して盛り上がっているところもあると聞いています。アンケートで、なぜ参加しないのか、どのような集まりなら参加できるかなどの意見を聞き、参加しやすい、興味が持てるイベントを地域の関係者と話し合う必要もあると思います。また、継続的な居場所となる地域イベントを行うには、企画する方の育成やそのサポートも必要と考えます。ついては、市内における男性参加者の現状と増加に向けた今後の取組について伺います。

次に、高齢者見守り連絡所について質問します。

富士市須津地区では、地元の福祉推進会が中心となり、民生委員児童委員協議会、富士市東部包括支援センター等と連携した高齢者みまもり連絡所、いわゆるこどもかけこみ110番の家の高齢者版の取組を行っています。高齢者の保護や地域全体でさりげない見守りを目的に令和5年8月に設置されたと聞いています。高齢者の安全を守る環境づくりのために、病気や体調不良といった困り事のある高齢者が身近で助けを求めやすいスポットにするボランティア活動であります。協力していただける家庭や商店、事業所には表示板が設置してあります。高齢者が道に迷ったり、急に体調が悪くなったときなど、ちょっと困った際に、表示板が設置されているところに、気軽に立ち寄ってもらうための取組だそうです。相談したいがどこに行けばよいのか分からない高齢者にとってはとても助かると思います。また、高齢者みまもり連絡所には、高齢者を保護したときの対応や緊急の連絡先などの活動マニュアルもあると聞いています。いつも買物に来る方が急に来なくなった。いつも顔を合わせる方の姿を最近見かけないなど、気になることがあれば、高齢者みまもり連絡所に通報して、そこから関係機関に連絡をしてもらい、安否の確認をすることができます。高齢者にとっては、安全で安心に暮らせる取組だと思います。このような取組によって、高齢者を見守るだけでなく、子どもから高齢者まで、地域全体に見守りの輪が広がるような気がしてなりません。高齢者をさりげなく見守りながら支え合う、このような取組は今後の高齢化社会には必要ではないかと考えますが、本市の高齢者見守り連絡所の設置の認識について伺います。

最後に、民生委員・児童委員の人材確保及び体制強化について質問させていただきます。

令和6年9月の総務省が公表したデータでは、全国の65歳以上の人口は総人口の29.3%を占め、年々増加傾向にあります。一方、沼津市の高齢化率は令和7年3月末で37.3%となっており、およそ3人に1人が高齢者と言える状況にあり、全国平均を超えています。また、さきの質問でも申し上げましたが、昨年9月に行われた一人暮らし高齢者等実態調査では、一人暮らし高齢者数は7,703人と前年度に比べて140人増とこちらも増加傾向にあります。こうした状況下において、身近で地域住民の相談に応じ、支援を必要とする方と行政等の仲介役を果たす民生委員・児童委員の役割はますます重要と考えます。しかし、人口減少により、自治会の構成員が減少する中、3年任期、しかも責任のある民生委員・児童委員については成り手が少なく、推薦を求められる各自治会は苦慮していると伺っています。本年11月末で現委員の任期が終了することから、各自治会は、その作業に尽力されているところです。民生委員・児童委員の人材確保や体制強化に向けた取組が現状急務となっております。全国的においては、令和7年1月に厚生労働省が公表した福祉行政報告例によると、令和5年度末で、民生委員・児童委員は定数24万547人のところ22万8573人で1万1974人の欠員であることから、充足率は95%でした。過去と比較しますと、およそ12年前の平成25年12月の改選時における充足率97.1%から2.1%の減となっており、年々減少していることが分かります。そこで、全国的にも減少傾向にある民生委員・児童委員の充足率について、本市における現状を伺います。また、地域によっては欠員が生じることもありますが、その場合はどのように対応されているのかを伺います。

次に、人材確保が困難な要因として、高齢化社会の進行により、民生委員・児童委員の業務が増加し、負担が増えていることが挙げられます。他の自治体ではIT技術の活用や協力員制度の導入、元民生委員・児童委員による応援体制の確保、社会福祉士・看護師などの有識者の活用や業務内容の整理等、負担軽減に取り組まれる例も見受けられます。本市における負担軽減に対する取組について伺います。

次に、民生委員・児童委員の仕事内容が分からない不安から、推薦を受けても辞退する方もいると伺っています。これは、民生委員・児童委員の活動が地域住民に伝わっていないことが要因であると考えています。例えば、行政主導の啓発のためのイベント開催は重要な取組だと思います。また、SNSを活用した情報発信等で、地域住民に、また若年層に向けたPRを行うべきと考えます。民生委員・児童委員の活用について、もっと市民に知ってもらい、理解または興味を持ってもらうことは大変重要だと考えます。

そこで、民生委員・児童委員の活動の周知・啓発についての市の認識について伺います。

次に、人口減少と少子高齢化を踏まえた今後の人材確保についてですが、市が自治会に推薦、業務の大部分を依存している現状は、自治会の役員や地域コミュニティの担い手不足と相まって、もはや限界に達しているのではないでしょうか。人材確保に当たっては、自治会への過重な負担がかからないようにすることが今後求められると考えますが、人材確保に対する市の考えを伺います。

最後の質問です。

民生委員・児童委員が活動をしやすくするためには、地元自治会との連携強化は不可欠であります。そして、行政、社会福祉協議会など幅広い関係者と連携し、それぞれの役割や特性を理解するとともに、相互に尊重、また補完し合いながら、対等な立場でそれぞれの持つ力を発揮し、課題の解決に取り組むことが大切だと思います。また、委員の悩みや苦労を支える仕組みなどのサポートの充実も必要と考えます。本市の民生委員・児童委員に対する活動を支える体制の強化策としてどのような取組をするのか伺い、私の質問を終わらさせていただきます。

高齢者の居場所づくりについて

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は、沼津市の70歳以上ひとり暮らし高齢者7,703人が地域の交流イベントに参加することの重要性を挙げ、市としてどのような参加促進支援ができるかを質問した。市は、生活支援コーディネーターを日常生活圏域ごとに配置し、自治会や地域包括支援センター等と連携して通いの場を充実させ、高齢者の行事参加を支援していくと答弁した。また、地域イベントの参加者が女性に偏り男性が1割程度にとどまる現状について、議員はアンケート調査によるニーズ把握やイベント企画者への支援の必要性を訴え、市もアンケート調査や生活支援コーディネーターを通じた地元との協議を重ね、男性の参加を促していくと回答した。

背景沼津市では70歳以上のひとり暮らし高齢者が7,703人おり、孤独死や孤独感などのリスクが指摘される中、地域では高齢者サロンや体操、お茶会などの交流イベントが盛んに行われている一方、参加者は女性が多く男性はごく僅かという偏りが生じている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • ひとり暮らし高齢者の社会活動への参加促進
  • 男性参加者の現状と増加に向けた今後の取組
市長ひとり暮らし高齢者の社会活動への参加促進についてお答えいたします。 ひとり暮らしの高齢者が社会的に孤立することは、生きがいの喪失や生活の質の低下を招くといった負の影響が大きいと考えられます。そのため、地域で実施される各種イベントや講座などに…答弁の全文を読む

ひとり暮らし高齢者の社会活動への参加促進についてお答えいたします。

ひとり暮らしの高齢者が社会的に孤立することは、生きがいの喪失や生活の質の低下を招くといった負の影響が大きいと考えられます。そのため、地域で実施される各種イベントや講座などに参加され、他者と交流していただくことは、住み慣れた場所で自分らしく暮らし続けるためにも大変効果的であると認識しております。そうした高齢者が抱える諸課題に対応するため、本市では、日常生活圏域ごとに生活支援コーディネーターを配置し、自治会をはじめ地域包括支援センター、企業、社会福祉法人といった様々な社会資源とともに取組を進めております。今後も引き続き、関係者とともに、高齢者が気軽に交流できる通いの場を充実させるなど、一つでも多くの交流が行われるよう、高齢者の行事等への参加を支援してまいります。

残余につきましては、福祉事務所長から答弁いたします。

福祉事務所長男性参加者の現状と増加に向けた今後の取組についてお答えします。 市が主催する高齢者を対象とした各種教室や地域にある高齢者の通いの場における男性の参加割合は10%台であり、かなり少ない状況にあります。高齢男性が今以上に地域イベントに関心を持ち…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

男性参加者の現状と増加に向けた今後の取組についてお答えします。

市が主催する高齢者を対象とした各種教室や地域にある高齢者の通いの場における男性の参加割合は10%台であり、かなり少ない状況にあります。高齢男性が今以上に地域イベントに関心を持ち、自ら進んで参加していただくためには、議員御指摘のとおり、アンケート調査によるニーズ把握やイベント企画者への後方支援も大変重要であると考えております。このため、各地域に派遣した生活支援コーディネーターとともに、各種ニーズについて地元と協議を重ねているところであり、地域の方々と連携して、男性の積極的なイベント参加を促してまいります。

次に、高齢者見守り連絡所設立の認識についてお答えします。

地域の住民同士が高齢者の様子に注意を払い、見守っていく地域共生の意識は、高齢者の安心・安全や社会的な孤立等を防ぐ意味から、大変重要なことです。本市においては、あんしん見守りネットワーク協力事業所に登録いただいた店舗等による地域での見守り活動を推進しておりますが、富士市須津地区における取組は地域住民の方が主体的に関わる効果的な活動であると認識していることから、今後、同地区からお話を伺うなど、調査研究を行ってまいります。

次に、本市の民生委員・児童委員の人材確保及び体制強化についてお答えします。

民生委員・児童委員の充足率の現状につきましては、定数373人のところ、現員は365人で、8人の欠員となり、充足率は97.9%です。欠員が生じた地域においては、周辺の民生委員により補完され適切に対応しております。

次に、負担軽減に向けた取組についてお答えします。

現在本市では、ひとり暮らし高齢者世帯や母子父子家庭等の調査など、市が委員に依頼している調査の在り方について見直しを検討しております。また、市では民生委員・児童委員協力員制度を設けております。この制度は、委員が活動を行う際に、必要に応じてペアサポーターを配置できるもので、所用によって対応できない委員に代わり、見守り活動をサポーターが行うもので、現在、4人のペアサポーターが活動しております。情報管理等に伴うIT技術の活用につきましては、今後、委員の方の御意見を伺いながら、先進事例等の調査研究を行ってまいります。

次に、活動内容の周知・啓発についてお答えします。

具体的な取組につきましては、5月12日の民生委員・児童委員の日に合わせ、市民課モニターや沼津駅南口前の商業施設の大型ビジョンで、全国民生委員・児童委員連合会が作成した啓発動画の放映を行っております。また、各地区の委員によるPRカードやチラシを使った訪問活動、地域の小中学校の校門や通学路で見守りを兼ねた挨拶運動等の啓発活動も行っております。さらに、特に若年層に対する周知・啓発が委員の活動の推進や人材確保に欠かせないものであることから、今後は、市内小中学校等への訪問活動の拡大やSNSの積極的な活用に努めてまいります。

次に、積極的な人材確保策についてお答えします。

民生委員・児童委員の推薦に当たりましては、自治会の方々に大きな負担をおかけしているものと認識しており、さきに答弁いたしました民生委員・児童委員の負担軽減や活動内容の周知・啓発をより一層進めることで、人材確保の一助としてまいります。また、全国的にも人材確保が課題となっている中、昨年度、国において選任要件が議論され、居住要件の緩和についても検討されたと伺っております。これは、地域に根差した企業従事者なども選任の対象とするもので、これにより、候補者の拡大につながることから、人材確保策として有効であると認識しております。引き続き、国の動向を注視するとともに、様々な機会を捉え、選任要件等の緩和を国及び県に要望してまいります。

次に、民生委員・児童委員の活動を支える体制の強化策についてお答えします。

本市では、地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズに対応する包括的な支援を行うため、今年度、重層的支援体制整備事業に着手いたしました。重層的支援会議等の設置を通じて、民生委員・児童委員では対応が困難な支援ニーズに対し、1人で抱え込むことなく、福祉専門職や関係機関へ速やかにつなげる体制を強化してまいります。この取組は、民生委員・児童委員が地域福祉の最前線で活動する際の組織的なバックアップ体制としても機能するものであり、委員の活動に大きく貢献するものと認識しております。これらの施策を通じて、民生委員・児童委員制度の持続可能性と効果的な支援を確保し、引き続き、地域福祉の向上に努めてまいります。

高齢者見守り連絡所について

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は、富士市須津地区で地元の福祉推進会や民生委員児童委員協議会などが連携して行う「高齢者みまもり連絡所」(子ども110番の家の高齢者版)の取組を紹介し、体調不良や困り事のある高齢者が気軽に立ち寄れる拠点として表示板設置や安否確認の仕組みがある点を評価した上で、本市における同様の取組の設置に対する認識を尋ねた。市は、地域住民が高齢者を見守る地域共生の意識は重要だとし、本市では「あんしん見守りネットワーク協力事業所」による見守り活動を推進していると説明した上で、富士市須津地区の取組を地域住民が主体的に関わる効果的な活動と認識しており、今後同地区から話を聞くなど調査研究を行うと答弁した。

背景沼津市では高齢化率が令和7年3月末時点で37.3%に達し、ひとり暮らし高齢者数も7,703人と前年度から140人増加するなど増加傾向にあり、体調変化への気づきにくさや孤独感、孤独死のおそれといった課題が生じている。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 高齢者見守り連絡所設立の認識
福祉事務所長男性参加者の現状と増加に向けた今後の取組についてお答えします。 市が主催する高齢者を対象とした各種教室や地域にある高齢者の通いの場における男性の参加割合は10%台であり、かなり少ない状況にあります。高齢男性が今以上に地域イベントに関心を持ち…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

男性参加者の現状と増加に向けた今後の取組についてお答えします。

市が主催する高齢者を対象とした各種教室や地域にある高齢者の通いの場における男性の参加割合は10%台であり、かなり少ない状況にあります。高齢男性が今以上に地域イベントに関心を持ち、自ら進んで参加していただくためには、議員御指摘のとおり、アンケート調査によるニーズ把握やイベント企画者への後方支援も大変重要であると考えております。このため、各地域に派遣した生活支援コーディネーターとともに、各種ニーズについて地元と協議を重ねているところであり、地域の方々と連携して、男性の積極的なイベント参加を促してまいります。

次に、高齢者見守り連絡所設立の認識についてお答えします。

地域の住民同士が高齢者の様子に注意を払い、見守っていく地域共生の意識は、高齢者の安心・安全や社会的な孤立等を防ぐ意味から、大変重要なことです。本市においては、あんしん見守りネットワーク協力事業所に登録いただいた店舗等による地域での見守り活動を推進しておりますが、富士市須津地区における取組は地域住民の方が主体的に関わる効果的な活動であると認識していることから、今後、同地区からお話を伺うなど、調査研究を行ってまいります。

次に、本市の民生委員・児童委員の人材確保及び体制強化についてお答えします。

民生委員・児童委員の充足率の現状につきましては、定数373人のところ、現員は365人で、8人の欠員となり、充足率は97.9%です。欠員が生じた地域においては、周辺の民生委員により補完され適切に対応しております。

次に、負担軽減に向けた取組についてお答えします。

現在本市では、ひとり暮らし高齢者世帯や母子父子家庭等の調査など、市が委員に依頼している調査の在り方について見直しを検討しております。また、市では民生委員・児童委員協力員制度を設けております。この制度は、委員が活動を行う際に、必要に応じてペアサポーターを配置できるもので、所用によって対応できない委員に代わり、見守り活動をサポーターが行うもので、現在、4人のペアサポーターが活動しております。情報管理等に伴うIT技術の活用につきましては、今後、委員の方の御意見を伺いながら、先進事例等の調査研究を行ってまいります。

次に、活動内容の周知・啓発についてお答えします。

具体的な取組につきましては、5月12日の民生委員・児童委員の日に合わせ、市民課モニターや沼津駅南口前の商業施設の大型ビジョンで、全国民生委員・児童委員連合会が作成した啓発動画の放映を行っております。また、各地区の委員によるPRカードやチラシを使った訪問活動、地域の小中学校の校門や通学路で見守りを兼ねた挨拶運動等の啓発活動も行っております。さらに、特に若年層に対する周知・啓発が委員の活動の推進や人材確保に欠かせないものであることから、今後は、市内小中学校等への訪問活動の拡大やSNSの積極的な活用に努めてまいります。

次に、積極的な人材確保策についてお答えします。

民生委員・児童委員の推薦に当たりましては、自治会の方々に大きな負担をおかけしているものと認識しており、さきに答弁いたしました民生委員・児童委員の負担軽減や活動内容の周知・啓発をより一層進めることで、人材確保の一助としてまいります。また、全国的にも人材確保が課題となっている中、昨年度、国において選任要件が議論され、居住要件の緩和についても検討されたと伺っております。これは、地域に根差した企業従事者なども選任の対象とするもので、これにより、候補者の拡大につながることから、人材確保策として有効であると認識しております。引き続き、国の動向を注視するとともに、様々な機会を捉え、選任要件等の緩和を国及び県に要望してまいります。

次に、民生委員・児童委員の活動を支える体制の強化策についてお答えします。

本市では、地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズに対応する包括的な支援を行うため、今年度、重層的支援体制整備事業に着手いたしました。重層的支援会議等の設置を通じて、民生委員・児童委員では対応が困難な支援ニーズに対し、1人で抱え込むことなく、福祉専門職や関係機関へ速やかにつなげる体制を強化してまいります。この取組は、民生委員・児童委員が地域福祉の最前線で活動する際の組織的なバックアップ体制としても機能するものであり、委員の活動に大きく貢献するものと認識しております。これらの施策を通じて、民生委員・児童委員制度の持続可能性と効果的な支援を確保し、引き続き、地域福祉の向上に努めてまいります。

本市の民生委員・児童委員の人材確保及び体制強化について

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は、本市の民生委員・児童委員について、充足率の現状と欠員時の対応、負担軽減の取組、活動内容の周知・啓発、人口減少下での人材確保策、活動を支える体制強化策を質問した。市は、充足率は定数373人中365人で97.9%(欠員8人は周辺委員が補完)であり、負担軽減として調査依頼の見直し検討や協力員(ペアサポーター)制度の運用、ITツールの調査研究を進めるとし、周知・啓発では民生委員・児童委員の日の啓発動画放映や訪問活動、今後のSNS活用拡大を挙げ、人材確保では国への選任要件(居住要件)緩和の要望継続を、体制強化では重層的支援体制整備事業によるバックアップ体制構築を答弁した。

背景沼津市の高齢化率は令和7年3月末で37.3%と全国平均を上回り、一人暮らし高齢者数も7,703人(前年度比140人増)と増加傾向にある中、地域住民の相談役を担う民生委員・児童委員の重要性が高まっている。一方で人口減少により自治会構成員が減る中、3年任期で責任の重い民生委員・児童委員は成り手不足が深刻化し、11月末の任期満了を控えて各自治会が推薦作業に苦慮している状況がある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 民生委員・児童委員の充足率の現状
  • 負担軽減に向けた取組
  • 活動内容の周知・啓発
  • 積極的な人材確保策
  • 民生委員・児童委員の活動を支える体制の強化策
福祉事務所長男性参加者の現状と増加に向けた今後の取組についてお答えします。 市が主催する高齢者を対象とした各種教室や地域にある高齢者の通いの場における男性の参加割合は10%台であり、かなり少ない状況にあります。高齢男性が今以上に地域イベントに関心を持ち…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

男性参加者の現状と増加に向けた今後の取組についてお答えします。

市が主催する高齢者を対象とした各種教室や地域にある高齢者の通いの場における男性の参加割合は10%台であり、かなり少ない状況にあります。高齢男性が今以上に地域イベントに関心を持ち、自ら進んで参加していただくためには、議員御指摘のとおり、アンケート調査によるニーズ把握やイベント企画者への後方支援も大変重要であると考えております。このため、各地域に派遣した生活支援コーディネーターとともに、各種ニーズについて地元と協議を重ねているところであり、地域の方々と連携して、男性の積極的なイベント参加を促してまいります。

次に、高齢者見守り連絡所設立の認識についてお答えします。

地域の住民同士が高齢者の様子に注意を払い、見守っていく地域共生の意識は、高齢者の安心・安全や社会的な孤立等を防ぐ意味から、大変重要なことです。本市においては、あんしん見守りネットワーク協力事業所に登録いただいた店舗等による地域での見守り活動を推進しておりますが、富士市須津地区における取組は地域住民の方が主体的に関わる効果的な活動であると認識していることから、今後、同地区からお話を伺うなど、調査研究を行ってまいります。

次に、本市の民生委員・児童委員の人材確保及び体制強化についてお答えします。

民生委員・児童委員の充足率の現状につきましては、定数373人のところ、現員は365人で、8人の欠員となり、充足率は97.9%です。欠員が生じた地域においては、周辺の民生委員により補完され適切に対応しております。

次に、負担軽減に向けた取組についてお答えします。

現在本市では、ひとり暮らし高齢者世帯や母子父子家庭等の調査など、市が委員に依頼している調査の在り方について見直しを検討しております。また、市では民生委員・児童委員協力員制度を設けております。この制度は、委員が活動を行う際に、必要に応じてペアサポーターを配置できるもので、所用によって対応できない委員に代わり、見守り活動をサポーターが行うもので、現在、4人のペアサポーターが活動しております。情報管理等に伴うIT技術の活用につきましては、今後、委員の方の御意見を伺いながら、先進事例等の調査研究を行ってまいります。

次に、活動内容の周知・啓発についてお答えします。

具体的な取組につきましては、5月12日の民生委員・児童委員の日に合わせ、市民課モニターや沼津駅南口前の商業施設の大型ビジョンで、全国民生委員・児童委員連合会が作成した啓発動画の放映を行っております。また、各地区の委員によるPRカードやチラシを使った訪問活動、地域の小中学校の校門や通学路で見守りを兼ねた挨拶運動等の啓発活動も行っております。さらに、特に若年層に対する周知・啓発が委員の活動の推進や人材確保に欠かせないものであることから、今後は、市内小中学校等への訪問活動の拡大やSNSの積極的な活用に努めてまいります。

次に、積極的な人材確保策についてお答えします。

民生委員・児童委員の推薦に当たりましては、自治会の方々に大きな負担をおかけしているものと認識しており、さきに答弁いたしました民生委員・児童委員の負担軽減や活動内容の周知・啓発をより一層進めることで、人材確保の一助としてまいります。また、全国的にも人材確保が課題となっている中、昨年度、国において選任要件が議論され、居住要件の緩和についても検討されたと伺っております。これは、地域に根差した企業従事者なども選任の対象とするもので、これにより、候補者の拡大につながることから、人材確保策として有効であると認識しております。引き続き、国の動向を注視するとともに、様々な機会を捉え、選任要件等の緩和を国及び県に要望してまいります。

次に、民生委員・児童委員の活動を支える体制の強化策についてお答えします。

本市では、地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズに対応する包括的な支援を行うため、今年度、重層的支援体制整備事業に着手いたしました。重層的支援会議等の設置を通じて、民生委員・児童委員では対応が困難な支援ニーズに対し、1人で抱え込むことなく、福祉専門職や関係機関へ速やかにつなげる体制を強化してまいります。この取組は、民生委員・児童委員が地域福祉の最前線で活動する際の組織的なバックアップ体制としても機能するものであり、委員の活動に大きく貢献するものと認識しております。これらの施策を通じて、民生委員・児童委員制度の持続可能性と効果的な支援を確保し、引き続き、地域福祉の向上に努めてまいります。

第10回2025-09-24

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき一般質問をさせていただきます。

最初に、高齢者福祉における2025年問題への対応について質問します。

我が国において、人生100年時代と言われ始めて随分たちました。周りを見渡すと、60歳を過ぎても、まだまだ元気な方が仕事や趣味の活動で充実した日々を送られています。その一方で、子どもの出生率低下については反転する兆しはなく、今後、私たちは少子高齢化社会をいかに生きていくのかという課題に真剣に向かい合わなければなりません。2025年問題とは、日本社会が2025年に直面する重要な社会問題、経済的問題を指す言葉で、特に団塊世代が全て75歳以上になることによって引き起こされる問題を中心としています。国立社会保障人口問題研究所の推計によると、後期高齢者は、今年2,154万人余りとおよそ5人に1人が後期高齢者となる見込みです。高齢化がさらに進み、医療や介護を必要とする人がますます増加し、こうした人々を支える体制をどのように確保していくかが大きな課題となります。医療では、自宅で暮らしながら医師の訪問診療などを受ける高齢者がますます増加する見通しで、国は今後、在宅医療の体制整備を進める方針です。また、介護については、介護保険制度を維持していくため、国がサービスを利用した際の自己負担率の要件を見直し、要介護1や2の方の生活支援サービスを市町村の事業に移行するかどうかなどを、国の審議会で議論しているとも伺っています。

そこで、高齢者福祉における2025年問題への対応として、本市に関わる部分について、何点か質問します。

まず1点目は、介護職員の人材確保の問題です。高齢化の進行によって、介護サービスのニーズが年々高まっておりますが、介護職員の不足は依然として深刻であります。介護施設事業所では、募集しても職員が集まらないという切実な声を聞いています。我が国で進行する少子化等によって顕在化している稼働年齢層の減少により、既に産業界では人材の確保合戦になっております。初任給を上げて、人材確保に必死になっている企業もあると聞いています。一方、国が定める介護報酬の基準によって、賃金水準も一定程度にとどまる介護職員においては、夜勤がある等の労働条件と相まって、従事者の確保に大変苦労しているそうです。こうした状況を放置すれば、介護サービス体制の持続性が危ぶまれるところであります。

そこで、介護職員の確保に向けて、本市としてどのような取組をされているのか伺います。

次に、介護サービスの質の確保と地域格差の是正について伺います。

介護サービスは、介護保険制度の開始後、大小を問わず様々な事業者の参入によって、裾野が拡大されてきました。事業者が多様化し、急激に事業所の数が増えてきた一方で、収益を得やすいサービスの事業所が増え、例えば介護度の重い方が安心して生活できる施設が今後不足するということはないのか。また、介護人材不足によって、在宅で重度の方を支援できるだけの質が、各事業者に担保されているのかと心配します。そこで、本市は今後必要とされる施設や事業者が提供するサービスの質の確保に向けて、どのように調整していくのかを伺います。

また、西は浮島地区から南は戸田地区まで広大なエリアを抱えている本市では、サービスの選択肢が少ない地域があるのは承知しております。理想を言えば、利用者が自宅のある住み慣れた地域で、本人の状況に即した介護サービスを利用できることが望ましいと思うわけですが、現実には、サービスの提供を受けやすい地域と受けにくい地域が生じていることが考えられます。本市においては、このような地域格差をどのように認識し、是正に向けた取組を進めていくのか伺います。

次に、高齢者の増加に伴い、認知症の方の増加も懸念されます。国の推計では、2040年における65歳以上の認知症有病者数は584万2000人で、高齢者の約15%、6.7人に1人の割合に上るとされています。この数にはMCIと呼ばれる軽度認知障害の方や65歳未満に発症する若年性認知症の方は入っておりません。さらに、多くの方が認知機能に問題を抱えることが推測されます。そのため、認知症当事者の方や家族の皆様に対する支援が積極的に行われなければならないと考えられます。9月1日号の広報ぬまづでは、認知症に対する特集が組まれていました。市民に認知症についての理解を促す貴重な記事を拝読し、大変参考になりました。本市においては、認知症対策として、認知症カフェの登録制度、認知症サポーターの育成、チームオレンジの活動、認知症を知るための講座など、様々な認知症支援対策を進めていることは承知しております。その成果が気になるところです。今後も増加していくであろう認知症問題に対して本市はどのような施策を講じるのか。特に、家族介護者の負担軽減に向けてどのような取組を進めていくのか伺います。

次に、少子化や核家族化が進んでいる状況においては、人生の終盤で一人暮らしになってしまう人が今後ますます増加すると考えられます。あるいは、8050問題として取上げられているように、家族だけでは問題解決が困難な世帯の増加も考えられます。いずれも、高齢化につれて他者との接点が薄れ、社会的に孤立してしまうことが懸念されるところです。国においては、以前から超高齢社会に備えて、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的の下、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援体制である地域包括ケアシステムの構築を推進しています。本市においても、市内各地区に設置された地域包括支援センターを中心として、様々な機関による支援が実施されることと存じております。地域包括ケアシステムは単に高齢者個人の問題のみならず、高齢者の家族や近親者とも絡み合った問題解決に向け、地域コミュニティや医療機関等といった関係機関・関係組織とのネットワークが肝要と認識しているところです。

そこで、本市の地域包括ケアシステムを今後維持・強化していくためにどのような取組をされるのか伺います。

次に、本市のフレイル対策について質問します。

高齢化が急速に進行する中、健康長寿の延伸と医療・介護費用の抑制は、継続可能な社会保障制度を維持するためにも喫緊の課題です。その中核的な施策として、フレイル対策が位置づけられています。御承知のとおり、フレイルとは加齢とともに心身の活力が低下し、要介護状態へと移行する前段階の状態を指します。早期の対応によって進行を防ぎ、健康な状態を長く持続することが可能だと聞いています。厚生労働省も、このフレイル対策を健康政策の柱と位置づけており、各自治体においても積極的な取組が求められています。

そこで最初の質問ですが、本市でもフレイルサポーターが中心になり、各地区センターなどで様々なフレイル対策を行っていると認識しております。また、沼津・ふるさとの街をフレイル予防の体操として推進していることは高く評価できるものと考えております。フレイル対策において最も重要とされているものは、たんぱく質を取り、バランスよく食事し、水分も十分に摂取するなどの栄養。次に、歩いたり筋トレをするなどの運動。そして就労や余暇活動、ボランティアなどに取り組む社会参加の3点だと言われていますが、実際の現場では、これらをどのように具体化し、高齢者の日常生活に反映させているのでしょうか。また、その効果についてどのように評価されているのかを伺います。

次に、フレイル対策には、医療や介護の専門職だけでなく、地域住民やボランティア、民間事業者などの協力が不可欠だと考えます。本市では、フレイルサポーターの育成に取り組んでいることは承知しておりますが、その育成状況や活動の実態、課題について伺います。また、今後さらに担い手を増やし、活動を広げることが重要と考えますが、現状では担い手育成に関するプログラムの普及が不十分であるほか、育成後の支援、研修体制の継続性にも課題があると思われます。また、担い手が活動を継続できるようなモチベーション向上の取組や精神的・体制的なサポート体制の整備も必要だと考えられますが、本市のこれらの取組の現状と今後の方策をお聞かせください。

最後の質問です。

現在フレイルという言葉そのものが、いまだに市民に十分知れ渡っていないと私は認識しています。正しい理解が得られていないため、具体的な予防に結びつかない側面も少なくないと考えています。健康と要介護の間の予防可能な状態として市民に理解されることが、効果的な予防と早期対応の第一歩となると考えます。そのため市民に周知してもらう方法として、広報誌や地域のイベント、学校教育、また医療機関との連携など、あらゆる機会を通じての普及・啓発が重要と考えます。また、本市が掲げている「いつまでも元気でいたい!だから今からフレイル予防」以外にもキャッチフレーズをつけて推進するのもよいと考えております。高齢化社会に備え、健康長寿なまちづくりを築くには、フレイル対策は必要不可欠です。本市では、フレイル対策について、市民への理解促進のための情報発信や啓発活動をどのように行うのか。また今後、さらに理解を深めていくための取組を行っているのかを伺い、私の質問を終わらせていただきます。

高齢者福祉における2025年問題への対応

福祉・高齢者・障がい

要旨議員は、2025年問題を背景に、介護職員の人材確保策、介護サービスの質確保と地域格差の是正、認知症施策、地域包括ケアシステムの維持・強化、フレイル対策の5点について質問した。市は、介護人材確保では国・県との連携や学校への講師派遣、吉本興業と連携した若年層向けイベント開催を、サービスの質・地域格差是正では運営指導や高齢者保健福祉計画に基づく需給調整、公設施設の設置を、認知症施策では補聴器購入助成や認知症安心ガイドの作成を、地域包括ケアシステムでは地域包括支援センターとの連携強化を、フレイル対策ではフレイルチェックの実施(昨年度59回・延べ863人)やフレイルサポーター(約290人)の育成状況を説明した。議員は最後に、フレイルという言葉自体が市民に十分浸透していないとして、独自のキャッチフレーズの活用なども含めた普及啓発活動の一層の充実を求めた。

背景団塊世代が全員75歳以上となる2025年問題により、本市でも後期高齢者(今年推計で全国約2,154万人、およそ5人に1人)の急増が見込まれ、医療・介護ニーズの増大に対応する体制整備が課題となっている。また、浮島地区から戸田地区まで広大なエリアを抱える本市では介護サービスの地域格差が生じやすく、フレイルという概念自体の市民への浸透も不十分であることが質問の背景にある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 介護職員の人材確保
  • 介護サービスの質の確保と地域格差の是正
  • 地域包括ケアシステムの維持・強化
福祉事務所長高齢者福祉における2025年問題への対応についてお答えします。 初めに、介護職員の人材確保についてですが、介護人材確保に向けた取組は、国では介護報酬の改定や機械化・ICT化による就労環境の改善等によって進められており、県を通じて各事業者に案…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

高齢者福祉における2025年問題への対応についてお答えします。

初めに、介護職員の人材確保についてですが、介護人材確保に向けた取組は、国では介護報酬の改定や機械化・ICT化による就労環境の改善等によって進められており、県を通じて各事業者に案内されております。本市は県に協力し、管内事業者への制度の周知等に努めているところです。また、小中高等学校や大学等の要請に基づき、次代を担う若者に介護職の重要性を伝えるため、専門資格を持った職員の講師派遣や、インターンシップの受入れなどの協力も行っております。さらに本年度は、若年層への啓発を強化するため、9月6日土曜日、ららぽーと沼津において、吉本興業の芸人の方々と、医療・介護事業者、市内の高校生等が連携して医療・介護職の魅力を発信するイベントを開催いたしました。イベントでは、現役の医療・介護従事者の声や、医療・介護に対する高校生の考え等を吉本芸人の軽妙な進行で紹介し、多くの方にメッセージを届けることができたと考えております。今後も県や関係機関と連携し、様々な取組を通して、介護人材の確保に努めてまいります。

次に、介護サービスの質の確保と地域格差の是正についてお答えします。

本市では、地域密着型事業所や有料老人ホーム等に対し、法令に基づく運営指導を実施するとともに、苦情や虐待等の相談には事業者への事情聴取や立入り調査を行い、サービスの質の確保に努めております。また、3年ごとに策定する沼津市高齢者保健福祉計画では、市内の介護サービスの供給状況や高齢者数の将来予測を示すことで、事業者の計画に反映していただくほか、民間の事業進出が見込めない地域では、公設施設を設置し、地域格差を緩和するよう努めております。

次に、本市の認知症施策についてお答えします。

認知症は、現在の医学では回復させることが難しいため、国は認知症施策推進大綱等において、認知症に罹患しても、本人の意思や尊厳が尊重される地域共生社会の実現を掲げており、本市でも議員から御紹介いただいた様々な取組を着実に進めてまいりました。また、昨年度からは、認知症リスクが高いとされる難聴の高齢者に、補聴器の購入費を助成しており、多くの方に御利用いただいております。認知症への対処は、早期に治療を開始して進行を遅らせるほか、支援制度を積極的に活用していただくことが御本人及び御家族の負担軽減につながるものと考えております。本市では、認知症と支援制度を分かりやすくまとめました認知症安心ガイドを作成し、冊子やホームページで周知・啓発に努めております。また、来年2月には、実際に認知症の母親を介護している著名人による講演会を開催する予定です。今後も、認知症のある方とその御家族が安心して生活できる社会の実現に取り組んでまいります。

次に、地域包括ケアシステムの維持・強化についてお答えします。

同システムを構成する機関等は支援を要する方の課題に応じて変化するものであり、対応した事案を重ねることで、関係者同士の連携が深まり、対応力が向上すると考えております。そのため、市では引き続き、地域包括支援センターとの連携を密にするとともに、支援状況を注視し、適宜助言や指導を行う中で、同システムの維持・強化を図ってまいります。

続きまして、本市のフレイル対策についてお答えします。

初めに、本市のフレイル対策の現状についてですが、フレイル対策の3つの柱である栄養・運動・社会参加の重要性は、地域で開催する講座等において、保健・医療専門職である管理栄養士や理学療法士等から分かりやすくお伝えしており、半年ごとの参加を促しているフレイルチェックの場で繰り返し確認していただくことで定着を図っております。なお、昨年度のフレイルチェックの開催実績は59回、参加した高齢者は延べ863人となっております。また、本年度から開始した短期集中訪問型予防サービスでは、保健・医療専門職が対象者の自宅に赴き、3つの柱に基づいた生活改善プランを提供しております。これらの取組は、市内10か所の地域包括支援センターを各拠点として実施しており、高齢者の意識の底上げと健康寿命の延伸に寄与しているものと認識しております。

次に、フレイル対策の担い手の育成と継続的な支援体制についてお答えします。

フレイルサポーターは、東京大学高齢社会総合研究機構が構築したプログラムを受講後、本市に御登録いただき、昨年度の登録者は97人、現在約290人の方が活動されております。各サポーターは、フレイル予防という共通の目的を通して連携を深め、フレイルチェックの運営や啓発に御活躍いただいております。課題といたしましては、健康意識の高い方が率先してサポーターとなっていただいている一方、多くの方のフレイルに対する認識はいまだ低い現状があります。今後担い手を増やすためには、フレイルはいずれ自分の身に起こることとして、就労世代の理解を深める必要があると考えております。サポーターのモチベーション向上及びサポート体制の整備につきましては、同研究機構で定期的に開催している全国のサポーター交流会に参加し、各地の取組を学び合っていただくことで、継続的な取組へとつなげております。

次に、市民への理解推進と啓発活動の取組についてお答えします。

本市では、フレイルについて理解していただくため、地域での予防教室や職員による出前講座を実施しているほか、オリジナルの動画を作成し、啓発に努めております。昨年度からは、市内の商業施設等に職員やサポーターが出張する啓発事業を開始し、本年度は、先ほど御答弁申し上げましたとおり、ららぽーと沼津においてイベントを開催したところです。今後は、議員御提案のキャッチフレーズなどを取り入れた啓発方法を検討し、フレイルに関するさらなる情報発信に努めてまいります。

本市のフレイル対策について

医療・健康

要旨議員は本市のフレイル対策について、栄養・運動・社会参加という3本柱の現場での具体化と効果、フレイルサポーターの育成状況や活動継続の支援体制、市民への理解促進策を質問した。市はフレイルチェック(昨年度59回・延べ863人参加)や短期集中訪問型予防サービスで3本柱を周知しているとし、サポーターは昨年度97人が新規登録し現在約290人が活動、全国交流会参加でモチベーション向上を図っていると答弁した。また啓発面では出前講座や動画作成、商業施設での啓発事業、ららぽーと沼津でのイベント開催などを行っていると説明した。議員は最後に、フレイルという言葉自体が市民に十分浸透していないとして、既存のキャッチフレーズに加え新たなキャッチフレーズの活用など、あらゆる機会を通じたさらなる普及・啓発の強化を求めた。

背景後期高齢者が急増する2025年問題を背景に、健康長寿の延伸と医療・介護費用抑制のためフレイル対策が国の健康政策の柱と位置づけられており、議員はその効果的な推進には担い手確保と市民への正しい理解が不可欠だと考え質問した。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 本市のフレイル対策の現状
  • フレイル対策の担い手の育成と継続的な支援体制
  • 市民への理解推進と啓発活動の取組
福祉事務所長高齢者福祉における2025年問題への対応についてお答えします。 初めに、介護職員の人材確保についてですが、介護人材確保に向けた取組は、国では介護報酬の改定や機械化・ICT化による就労環境の改善等によって進められており、県を通じて各事業者に案…答弁の全文を読む一括回答

※ この答弁は複数の質問への一括回答に含まれます(この論点と1対1で対応するものではありません)。

高齢者福祉における2025年問題への対応についてお答えします。

初めに、介護職員の人材確保についてですが、介護人材確保に向けた取組は、国では介護報酬の改定や機械化・ICT化による就労環境の改善等によって進められており、県を通じて各事業者に案内されております。本市は県に協力し、管内事業者への制度の周知等に努めているところです。また、小中高等学校や大学等の要請に基づき、次代を担う若者に介護職の重要性を伝えるため、専門資格を持った職員の講師派遣や、インターンシップの受入れなどの協力も行っております。さらに本年度は、若年層への啓発を強化するため、9月6日土曜日、ららぽーと沼津において、吉本興業の芸人の方々と、医療・介護事業者、市内の高校生等が連携して医療・介護職の魅力を発信するイベントを開催いたしました。イベントでは、現役の医療・介護従事者の声や、医療・介護に対する高校生の考え等を吉本芸人の軽妙な進行で紹介し、多くの方にメッセージを届けることができたと考えております。今後も県や関係機関と連携し、様々な取組を通して、介護人材の確保に努めてまいります。

次に、介護サービスの質の確保と地域格差の是正についてお答えします。

本市では、地域密着型事業所や有料老人ホーム等に対し、法令に基づく運営指導を実施するとともに、苦情や虐待等の相談には事業者への事情聴取や立入り調査を行い、サービスの質の確保に努めております。また、3年ごとに策定する沼津市高齢者保健福祉計画では、市内の介護サービスの供給状況や高齢者数の将来予測を示すことで、事業者の計画に反映していただくほか、民間の事業進出が見込めない地域では、公設施設を設置し、地域格差を緩和するよう努めております。

次に、本市の認知症施策についてお答えします。

認知症は、現在の医学では回復させることが難しいため、国は認知症施策推進大綱等において、認知症に罹患しても、本人の意思や尊厳が尊重される地域共生社会の実現を掲げており、本市でも議員から御紹介いただいた様々な取組を着実に進めてまいりました。また、昨年度からは、認知症リスクが高いとされる難聴の高齢者に、補聴器の購入費を助成しており、多くの方に御利用いただいております。認知症への対処は、早期に治療を開始して進行を遅らせるほか、支援制度を積極的に活用していただくことが御本人及び御家族の負担軽減につながるものと考えております。本市では、認知症と支援制度を分かりやすくまとめました認知症安心ガイドを作成し、冊子やホームページで周知・啓発に努めております。また、来年2月には、実際に認知症の母親を介護している著名人による講演会を開催する予定です。今後も、認知症のある方とその御家族が安心して生活できる社会の実現に取り組んでまいります。

次に、地域包括ケアシステムの維持・強化についてお答えします。

同システムを構成する機関等は支援を要する方の課題に応じて変化するものであり、対応した事案を重ねることで、関係者同士の連携が深まり、対応力が向上すると考えております。そのため、市では引き続き、地域包括支援センターとの連携を密にするとともに、支援状況を注視し、適宜助言や指導を行う中で、同システムの維持・強化を図ってまいります。

続きまして、本市のフレイル対策についてお答えします。

初めに、本市のフレイル対策の現状についてですが、フレイル対策の3つの柱である栄養・運動・社会参加の重要性は、地域で開催する講座等において、保健・医療専門職である管理栄養士や理学療法士等から分かりやすくお伝えしており、半年ごとの参加を促しているフレイルチェックの場で繰り返し確認していただくことで定着を図っております。なお、昨年度のフレイルチェックの開催実績は59回、参加した高齢者は延べ863人となっております。また、本年度から開始した短期集中訪問型予防サービスでは、保健・医療専門職が対象者の自宅に赴き、3つの柱に基づいた生活改善プランを提供しております。これらの取組は、市内10か所の地域包括支援センターを各拠点として実施しており、高齢者の意識の底上げと健康寿命の延伸に寄与しているものと認識しております。

次に、フレイル対策の担い手の育成と継続的な支援体制についてお答えします。

フレイルサポーターは、東京大学高齢社会総合研究機構が構築したプログラムを受講後、本市に御登録いただき、昨年度の登録者は97人、現在約290人の方が活動されております。各サポーターは、フレイル予防という共通の目的を通して連携を深め、フレイルチェックの運営や啓発に御活躍いただいております。課題といたしましては、健康意識の高い方が率先してサポーターとなっていただいている一方、多くの方のフレイルに対する認識はいまだ低い現状があります。今後担い手を増やすためには、フレイルはいずれ自分の身に起こることとして、就労世代の理解を深める必要があると考えております。サポーターのモチベーション向上及びサポート体制の整備につきましては、同研究機構で定期的に開催している全国のサポーター交流会に参加し、各地の取組を学び合っていただくことで、継続的な取組へとつなげております。

次に、市民への理解推進と啓発活動の取組についてお答えします。

本市では、フレイルについて理解していただくため、地域での予防教室や職員による出前講座を実施しているほか、オリジナルの動画を作成し、啓発に努めております。昨年度からは、市内の商業施設等に職員やサポーターが出張する啓発事業を開始し、本年度は、先ほど御答弁申し上げましたとおり、ららぽーと沼津においてイベントを開催したところです。今後は、議員御提案のキャッチフレーズなどを取り入れた啓発方法を検討し、フレイルに関するさらなる情報発信に努めてまいります。

第13回2026-06-15

質問の全文を読む全1発言

発言 1

通告に基づき、一般質問させていただきます。

最初に、本市の公共スポーツ施設としての学校体育施設の活用について質問をさせていただきます。

本市においては、学校体育施設の開放に関し、利用実態やニーズの把握に取り組まれているものと承知しておりますが、今回は特に学校体育施設の活用の観点から伺います。

沼津市がフェンシングのまちとして全国的な知名度を有していることは、本市の大きな誇りであり、これまでの関係者の御尽力と市の取組に対し、敬意を表するものであります。一方で、市民からは、文化のまちという印象はあるがスポーツに親しむ機会の広がりが十分とは言えないとの声もあり、その背景には、公共スポーツ施設の不足があるのではないかと考えております。全国的な健康志向の高まりを背景に、本市でも健康づくりや地域コミュニティの活性化の観点から、スポーツの重要性は一層高まっています。しかしながら、既存のスポーツ施設では利用希望が集中し、希望どおりに利用できない状況も見受けられます。市長が掲げるスポーツのまち沼津を実現していくためには、香陵アリーナ、愛鷹運動公園、大岡公園運動施設といった拠点施設の充実に加え、市民が日常的に利用できる身近なスポーツ環境の確保が重要であります。そこでまず、本市として、公共スポーツ施設の現状と利用状況について、どのように認識しているのか伺います。

次に、地域住民にとって身近な拠点である学校体育施設を地域スポーツの場として活用することは、有効かつ現実的な方策であり、日常的な運動機会の確保や利用促進の観点からも重要な役割を果たすものと考えます。また、学校体育施設の利用申請などの手続について、地域住民が活用できるような制度として整備されているものと認識しております。しかしながら、学校体育施設の利用条件や運用方法について、学校ごとに状況が異なるとの声もあることから、利用者ニーズや利用実態を十分に踏まえながら実効性を持って機能していることが重要であると考えます。そこで、学校体育施設の開放に対する評価及び施策への反映について伺います。

最後に、本市は今年度、スポーツ・文化を生かしたまちづくり施策を一体的に推進していく方針を示しておられますが、その成果を高めるためには市民が日常的にスポーツに親しめる身近な環境を確保することが重要であると考えます。学校体育施設は単なるスポーツの場の補完にとどまらず、地域住民同士の交流促進や世代間交流の創出など、地域コミュニティのつながりの強化に寄与するものであります。施政方針に示されたプロスポーツチームとの連携の取組や、フェンシングのまち沼津の推進については、高く評価しております。一方で、地域に根差したスポーツ環境の充実という観点からは、学校体育施設を生かした地域スポーツの振興こそが、スポーツのまち沼津の実現につながる重要な施策であると考えます。市長部局と教育委員会の間で協議、連携が行われていることは承知しておりますが、今後、市長部局と教育委員会がさらなる連携強化を図り、学校体育施設を活用したスポーツ振興について、実効性のある取組として具体的な成果につなげるための今後の方針及び取組について見解を伺います。

次に、特殊詐欺被害防止対策について質問させていただきます。

特殊詐欺は以前から社会問題として広く知られており、新聞やテレビ報道などでも今なお被害が取り上げられています。最近では、従来から用いられている電話やSNSといった通信手段を悪用し、手口がさらに巧妙化し、公的機関や警察、金融機関を名のって市民の不安に付け込む悪質な事案が後を絶ちません。こうした状況は、沼津市においても例外ではなく、市民生活に密接に関わる深刻な課題となっていると感じています。特に、高齢者を狙った被害が多く見られる一方で、近年では、幅広い世代に被害が及ぶおそれがあり、市民全体で注意していく必要があると考えます。特殊詐欺やお金をだまし取られるだけではなく、被害に遭われた方に大きな精神的負担を与え、地域の安心感にも影響を及ぼします。したがって、本市としても継続した取組と対策強化が重要であると考えます。

初めに、沼津市における特殊詐欺の発生状況について伺います。

特殊詐欺は依然として全国的に被害が発生しており、その手口は年々複雑化・多様化しています。本市においても同様の傾向が見られる中で、発生件数や被害額、また、主な手口について、市としてどのように把握・分析しているのか伺います。

次に、被害防止に向けた周知・啓発の取組についてお聞きします。

被害を防ぐためには、市民一人一人が特殊詐欺の手口を知り、日頃から注意することが大切です。本市では、防災行政無線や広報紙、自治会回覧に加え、市公式LINEなども活用していると承知しております。こうした取組の実施状況と周知効果についてどのように捉えているのか伺います。

続いて、高齢者を守る具体的な取組についてお聞きします。

特殊詐欺の多くは電話をきっかけとしていることから、本市の悪質電話対策機器への補助制度は一定の効果があると考えます。しかし、高齢者の中には、不審な電話やメッセージを受けた際に不安を感じながらもその場で対応してしまい、結果として被害につながるおそれがあると認識しております。そのため、これまでの被害防止対策に加え、地域で気軽に相談できる体制を整え、不安を感じた時点で早期に相談や支援につなげていく環境づくりが重要であると考えます。身近な場所で相談できる環境が整うことで、第三者から適切な助言を受けることができ、冷静な判断につながり、被害を防ぐ上で有効であると考えられます。本市では、民生委員・児童委員を対象とした特殊詐欺防止に関する講習が行われていると伺っています。このような地域の見守り活動に関わる方々の取組は、高齢者を守る上での注意喚起や被害防止につながるものと認識しております。そこで、こうした取組に加え、地域包括支援センターなどの福祉相談支援機関と連携し、高齢者が不安を感じた際に気軽に相談できる体制づくりや、被害の未然防止に向けた取組を今後どのように進めていくのか、本市のお考えをお聞かせください。

最後に、関係機関との連携による今後の被害防止対策の強化についてお尋ねします。

特殊詐欺を未然に防ぐには、行政による啓発に加え、警察、金融機関、郵便局など、市民の日常生活に密接に関わる事業者との連携が重要であります。こうした関係機関との連携については、これまでも取組が進められていると認識していますが、通報体制や注意喚起を含む啓発の実効性をさらに高めていく必要があると考えます。そこで、本市として、関係機関との連携をどのように強化し、特殊詐欺被害の防止につなげていく考えか伺います。

以上で、私の質問を終わります。

本市の公共スポーツ施設としての学校体育施設の活用について

子育て・教育

要旨公共スポーツ施設の現状と利用状況、学校体育施設の開放に対する評価、市長部局と教育委員会の連携による今後の方針を問うた。市は、市営スポーツ施設を令和7年度に年間約48万人が利用し、学校体育施設は37校で年間約34万人が利用していると答えた。利用者や管理指導員の意見を会議で共有して施設運営や利用調整に生かしており、今後も市長部局と教育委員会が連携して学校体育施設の活用を進めるとした。

背景既存のスポーツ施設は利用希望が集中して希望どおりに使えない状況があり、市民からスポーツに親しむ機会が十分でないとの声がある。学校体育施設についても、学校ごとに利用条件や運用が異なるとの声がある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 公共スポーツ施設の現状と利用状況ーズの施策への反映
  • 今後の方針及び取組
市長公共スポーツ施設の現状と利用状況についてお答えいたします。 本市では、スポーツを活用したまちづくりを目指し、香陵アリーナをはじめ、市営野球場、大岡公園内運動場、愛鷹運動公園テニスコートなどの整備を進めてまいりました。このほか、市内各地にテニ…答弁の全文を読む

公共スポーツ施設の現状と利用状況についてお答えいたします。

本市では、スポーツを活用したまちづくりを目指し、香陵アリーナをはじめ、市営野球場、大岡公園内運動場、愛鷹運動公園テニスコートなどの整備を進めてまいりました。このほか、市内各地にテニスコートや運動場を整備しており、令和7年度は年間約48万人の方々に御利用をいただいております。これらの施設は、競技スポーツをはじめ、市民の皆様の健康づくりや地域におけるスポーツ活動など、幅広い用途で年間を通じて多くの市民に御利用いただいており、本市のスポーツ環境を支える基盤として重要な役割を果たしているものと認識しております。

次に、学校体育施設の開放に対する評価及び利用者ニーズの施策への反映についてお答えいたします。

学校体育施設は、地域スポーツ活動の場として重要な役割を担っているものと認識しております。令和7年度は37校において、年間約34万人の方々がミニバスケットボールやバレーボール、グラウンドゴルフなどに御利用いただいております。利用者にとっては、日常生活圏内で気軽に利用できる身近な施設であることから、子どもから御高齢の皆様まで幅広い世代のスポーツ参加機会の確保につながっており、学校体育施設の開放は、地域スポーツを支える実効性の高い取組であると認識しております。ニーズの把握につきましては、利用者や各地区体育団体から選出されました管理指導員から寄せられております意見や要望を学校体育施設の開放に関する会議等において情報共有をさせていただき、施設運営や利用調整の参考とさせていただいております。今後につきましても、市ホームページ等を活用した制度の周知に努めるとともに、利用者ニーズの把握を継続し、より利用しやすい環境づくりと効果的な運用に取り組んでまいります。

次に、今後の方針及び取組についてお答えさせていただきます。

学校体育施設の活用につきましては、これまでも教育委員会が開催いたします学校施設関連の会合へ市長部局が参加させていただき、利用状況や利用団体からの要望、施設運営上の課題などについて情報共有や意見交換を行ってまいりました。また、管理指導員から寄せられる意見や要望につきましても、市長部局と教育委員会が共有し、学校体育施設の運営や利用調整に生かすなど、連携を図っているところであります。引き続き市長部局と教育委員会が十分に連携し、市民が身近な場所でスポーツに親しめる環境づくりに努めるとともに、学校体育施設の活用を推進してまいります。

残余につきましては、政策推進部長より答弁いたします。

特殊詐欺被害防止対策について

福祉・高齢者・障がい

要旨市内の特殊詐欺の発生状況、周知・啓発の効果、高齢者が気軽に相談できる体制づくり、警察や金融機関など関係機関との連携強化を問うた。市は、令和7年の被害は暫定値で34件・約3億4800万円で、件数は前年より8件減ったが被害額は約1億2700万円増えたと答えた。広報ぬまづや防災行政無線、出前講座で啓発しているほか、警察や金融機関、地域包括支援センター、民生委員などが参加する見守りネットワークで注意喚起と見守りを行い、2月には沼津警察署などと特殊詐欺被害防止総合対策宣言を行ったと説明した。

背景公的機関や警察、金融機関を名のる手口が巧妙化し、高齢者を中心に幅広い世代に被害が及ぶおそれがある。

※ 要旨・背景は、議員の質問発言と市の答弁をもとにAIが要約したものです(ごく一部にAIの補足を含む場合があります)

  • 特殊詐欺の発生状況
  • 被害防止に向けた周知・啓発の取組
  • 高齢者を守るための具体的な取組
  • 関係機関との連携による今後の被害防止対策の強化
政策推進部長特殊詐欺被害防止対策についてお答えします。 初めに、本市の特殊詐欺の発生状況につきましては、警察によりますと、令和7年1月から12月までの1年間、被害件数・被害額は、暫定値でそれぞれ34件、約3億4800万円であり、令和6年中に比べ、件数は…答弁の全文を読む

特殊詐欺被害防止対策についてお答えします。

初めに、本市の特殊詐欺の発生状況につきましては、警察によりますと、令和7年1月から12月までの1年間、被害件数・被害額は、暫定値でそれぞれ34件、約3億4800万円であり、令和6年中に比べ、件数は8件減少したものの、被害額は約1億2700万円増加となりました。今年に入ってからは被害件数も増加に転じ、その手口も巧妙化しており、最近では国際電話で警察官などをかたり、不安をあおり不正にお金を振り込ませるものや、SNSを利用したロマンス詐欺、投資詐欺などが増加しているとのことです。このような特殊詐欺は、トクリュウと言われている匿名・流動型犯罪グループが関与しているとみられており、首都圏に近く交通利便性が高い地域では、このような犯罪グループが活動しやすいものと考えられます。

次に、被害防止に向けた周知・啓発の取組についてお答えします。

本市では、広報ぬまづにおいて、定期的に詐欺被害防止に係る注意喚起の記事を掲載しているほか、市内で同様の詐欺電話を受けたとの通報が1日に5件以上あった場合、警察からの要請により、緊急的な注意喚起情報を防災行政無線で市内全域に放送するとともに、市公式SNS等で発信しております。また、警察と連携し、自治会や老人クラブなどを対象に出前講座などを行い、犯罪の傾向や手口、犯罪に遭わないようにする心構えや遭ってしまったときの対処方法などを直接受講者に伝える活動も行っております。これらの周知活動により被害防止を意識づける一定の効果があったものと考えておりますが、本市を含め、全国的に、被害が減少していない状況を見ますと、さらなる継続的・効果的な周知が必要であると考えております。警察によりますと、特殊詐欺の被害に遭われた方のほとんどが、特殊詐欺自体は承知していたが自分が被害に遭うわけがないと思っていたとのことです。このことから、市民の皆様に、いつでも被害に遭う可能性があることを意識し、どのようなことでも、家族などの信頼できる人や警察、市役所に相談するよう、周知啓発していくことが大変重要であると考えております。

次に、高齢者を守るための具体的な取組についてお答えします。

本市では、悪質商法等の消費者トラブルから高齢者等の安全を確保する目的で、沼津市消費者安全確保地域協議会、別称、見守りネットワークを組織して、警察や消費者団体、金融機関などのほか、地域包括支援センター、民生委員児童委員協議会などの福祉機関・団体にも参画していただいております。当協議会には、高齢者等に消費者トラブル等が発生したり、発生が予見される場合などに、協議会内で情報を共有し、地域包括支援センターの職員や民生委員など、高齢者等と接している方々に直接の注意喚起や異変がないかどうかなどの見守りをしていただいております。特殊詐欺被害防止につきましても、当協議会のネットワークを活用した注意喚起や見守りによって、念のために相談してみようと思う意識づけを高め、高齢者の詐欺被害の未然防止、早期発見、拡大防止につなげていきたいと考えております。

次に、関係機関との連携による今後の被害防止対策の強化についてお答えします。

本年2月に本市は、沼津警察署、清水町、沼津金融機関防犯協会とともに、特殊詐欺被害防止総合対策宣言を行い、特殊詐欺被害の防止に向け、さらなる連携強化を確認いたしました。また、先ほど申し上げました、沼津市消費者安全確保地域協議会につきましては、同協議会に参画いただく機関、団体を増加させるなどして、同協議会のネットワークによる見守り活動を強化しております。引き続き、警察をはじめ、金融機関、福祉等の関係機関、団体の皆様と連携・協力し、高齢者をはじめとした市民の皆様が、犯罪被害に巻き込まれることのない安全・安心なまちとなるよう、防犯まちづくりの施策に積極的に取り組んでまいります。